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{{参照方法|date=2013年2月}}
'''ソフト・パワー'''(Soft Power)とは、[[国家]]が[[軍事力]]や[[経済|経済力]]などの対外的な強制力によらず、その国の有する[[文化]]や政治的価値観、政策の魅力などに対する支持や理解、共感を得ることにより、[[国際社会]]からの信頼や、発言力を獲得し得る力のことである。対義語は[[ハード・パワー]]。[[ジョセフ・ナイ]]が提唱したソフト・パワーについては、元[[文化庁長官]]の[[近藤誠一]]なども積極的に唱導している<ref>[http://www.academyhills.com/school/detail/tqe2it00000dsto7.html 近藤誠一×竹中平蔵が語る「文化と経済」~日本は文化で世界に打って出る~](2011年2月10日)アカデミーヒルズスクール - [[アカデミーヒルズ]]ホームページ</ref>。{{seealso|価値観外交}}
 
== ジョセフ・ナイの提唱するソフト・パワー ==
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ジョセフ・ナイはこのソフト・パワーによる対外政策の重要性を説く上でブッシュ政権や政権の中枢を占めた、いわゆる[[新保守主義 (アメリカ)|ネオコン]]という勢力に対し、客観的に評価または批判をし、軍事力や経済力など強制力の伴うハード・パワーにのみ依存するのではなく、アメリカの有するソフト・パワーを活かすことの重要性を唱えた。さらに、ジョセフ・ナイはこのソフト・パワーをハード・パワーと相互に駆使することによって、国際社会の支持を獲得し、[[グローバリゼーション|グローバル化]]や情報革命の進む国際社会において真の国力を発揮し得ることを説いている。
 
元[[文化庁長官]]の[[近藤誠一]]なども積極的に唱導している<ref>[http://www.academyhills.com/school/detail/tqe2it00000dsto7.html 近藤誠一×竹中平蔵が語る「文化と経済」~日本は文化で世界に打って出る~](2011年2月10日)アカデミーヒルズスクール - [[アカデミーヒルズ]]ホームページ</ref>。
 
=== ソフト・パワーの源泉~文化・政治的価値観・政策の魅力~ ===