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'''腫瘍マーカー'''(しゅようマーカー、{{lang-en-short|Tumor marker}})は、[[癌]]の進行とともに増加する[[生体因子]]のことで、主に血液中に遊離してくる因子を[[抗体]]を使用して検出する[[臨床検査]]のひとつである。また、[[病理学#生検組織診|生検]][[検体]]や摘出された[[腫瘍]]の病理組織標本を[[免疫染色]]し、腫瘍の確定[[病理学#病理診断|病理診断]]や[[組織型]]の鑑別に用いられるなど臨床検査の場で多く使われる<ref name="ganjoho">[http://ganjoho.jp/public/dia_tre/diagnosis/tumor_marker.html がん情報サービス 国立がん研究センターがん対策情報センター]</ref>。
多くの腫瘍マーカーは健康人であっても血液中に存在するので、腫瘍マーカー単独で癌の存在を診断できるものは[[前立腺特異抗原|PSA]]([[前立腺癌]]のマーカーに用いる)など少数であるといわれている。しかし、癌患者の腫瘍マーカーを定期的に検査することは、再発の有無や病勢、手術で取りきれていない癌や画像診断で見えない程度の微小な癌の存在を知る上で、確実ではないが有用な方法である。しかしながら、通常は進行した癌の動態を把握するのに使われるもので、早期診断に使える検査法ではない。
 
== 応用 ==