「コルト・パイソン」の版間の差分

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== バリエーション ==
[[Image:Pythons2.jpg|thumb|right|250px|コルト・パイソンハンター(上)<br/>コルト・パイソン 6インチモデル(下)]]
; コルト・パイソンハンター
: [[1980年]]に登場したパイソンの8インチ銃身モデルで、木製グリップを標準装着していた従来のモデルとは違い、ってラバーグリップを標準装着し、LEOPOLD製[[拳銃|ピストル]][[照準器|スコープ]]がベンチリブに搭載され、アルミ製アタッシュケースに入った状態で限定販売された。通常の8インチモデルは銃身の刻印が他モデルと同じ"PYTHON 357"だが、スコープ付モデルのみ刻印が"PYTHON HUNTER"となっている<ref>販売時期がコルト社の製品全般の品質が低下していた時期と重なっており、[[月刊Gun]]の特集記事で取り上げられた個体はフロントサイトやリコイルシールド周りの仕上げが極めて劣悪で、さらには銃身延長によって期待された命中精度も、レポーター所有の6インチモデルに及ばないとされていた</ref>。
: 1995年に日本で起きた[[警察庁長官狙撃事件]]では[[.357マグナム弾|.357マグナム]]の[[ホローポイント弾]]3発が発射されており、使われた銃器はパイソンハンターだったとも言われる。
 
; コルト・ダイアモバットパイソン
1995年に日本で起きた[[警察庁長官狙撃事件]]では[[.357マグナム弾|.357マグナム]]の[[ホローポイント弾]]3発が発射されており、使われた銃器はパイソンハンターだったとも言われる。
: [[1980年代]]後半に登場したパイソンの3インチモデル。[[スミス&ウェッソン|S&W]]社や[[スターム・ルガー]]社などのライバル会社が生産している3インチリボルバーに対抗し発売された。また、カリフォルニア・ハイウェイ・パトロール<ref>[[アメリカ合衆国の警察#ステート・ポリス]]を参照</ref>が注文し、同モデルをベースにして生産された「パイソン・カリフォルニア・コンバット」というモデルも存在するとされる。
 
; コルト・ダイアモバットパイソン
: [[1966年]]に登場したパイソンの廉価版にあたるモデルで、名称の由来は背中にダイヤ模様のある[[ガラガラヘビ]]の一種。強度の問題と弾薬の全長の違いから[[.38スペシャル弾]]専用となっており、[[.357マグナム弾]]は使用できない。パイソンのようなロイヤルブルーフィニッシュではなく、普及品の仕上げとすることで生産コストを低くした。銃身長は2.5インチ、4インチ、6インチがあるほかその他に.22LR弾を使用するモデルも存在する。
[[1980年代]]後半に登場したパイソンの3インチモデル。[[スミス&ウェッソン|S&W]]社や[[スターム・ルガー]]社などのライバル会社が生産している3インチリボルバーに対抗して発売された。また、カリフォルニア・ハイウェイ・パトロール<ref>[[アメリカ合衆国の警察#ステート・ポリス]]を参照</ref>が注文し、同モデルをベースにして生産された「パイソン・カリフォルニア・コンバット」というモデルも存在するとされる。
 
;コルト・ダイアモンドバック
[[1966年]]に登場したパイソンの廉価版にあたるモデルで、名称の由来は背中にダイヤ模様のある[[ガラガラヘビ]]の一種。強度の問題と弾薬の全長の違いから[[.38スペシャル弾]]専用で[[.357マグナム弾]]は使用できない。パイソンのようなロイヤルブルーフィニッシュではなく、普及品の仕上げとすることで生産コストを低くした。銃身長は2.5インチ、4インチ、6インチがあり、その他に.22LR弾を使用するモデルも存在する。
 
== S&W M19・M586とコルト・パイソン ==