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== 概要 ==
[[ヘーシオドス]]の『[[神統記]]』によると、[[ヒュペリーオーン]]と[[テイアー]]の娘で[[エーオース]]と[[ヘーリオス]]の姉妹。なお、[[ゼウス]]を彼女に恋し、とセレーネーとの子供として、間に娘の[[パンデイア]]らがいる。また、兄であるヘーリオスとの間子供に四季の女神[[ホーラ]]たちを生まがいるともいわれたる。
輝く黄金の冠を戴き、額に月をつけた絶世の美女で、銀の馬車に乗って夜空を馳せ行き、柔らかな月光の矢を放つ。後に[[アルテミス]]や[[ヘカテー]]と同一視され、月が形を変えるように三つの顔を持つ、[[魔法]]の女神とも考えられるようになった<ref>[[松村一男]]/監修 『知っておきたい 世界と日本の神々』43頁。</ref>。[[月経]]と月との関連から動植物の性生活・繁殖に影響力を持つとされた。また、常に魔法と関係付けられた<ref>[[高津春繁]] 『ギリシア・ローマ神話辞典』 [[岩波書店]]、143頁。</ref>。聖獣は[[ウマ|馬]]、[[ロバ|驢馬]]、白い[[ウシ|牡牛]]。
== 恋物語 ==
セレーネーの神話で一番有名なのは、美少青年である[[エンデュミオーン]]との物語である。セレーネーは彼を愛し、ゼウスに願って彼に[[不老不死]]の永遠の眠りを与えたと言われる。セレーネーは夢の中のエンデュミオーンと交わりを重ねて何と50人の娘・暦月の女神メーネたちを生まれたんだ。
他には、牧神[[パーン (ギリシア神話)|パーン]]にもセレーネーの美貌に魅了され、恋い焦がれられたことがある。り、純白の羊毛皮を贈って、セレーネーを引き出すことで、森の中に誘ってくれるた。
== 出典 ==
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