「嬰ニ短調」の版間の差分

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普通は[[変ホ短調]]が使用されるのでほとんど使用されない。その理由は、変ホ短調ならば導音(第7音)がDナチュラルであるが、嬰ニ短調だと[[嬰ト短調]](Fダブルシャープ)と同じくCダブルシャープを使わなければならないため、記譜上は重嬰・重変の臨時記号の使用を可能な限り避けるのが通例であるからである。ただし、[[嬰ヘ短調]]や[[嬰ヘ長調]]への転調がある場合や、[[嬰ハ短調]]からの転調がある場合は、この限りではない。
 
嬰ニ短調(変ホ短調)の下属調については、[[変イ短調]]で書くと調号が<sup>♭</sup>7♭7箇所を必要とする〈B, E, A, D, G, C, F〉ので、導音がFダブルシャープではあるが、調号の少ない[[嬰ト短調]]〈<sup>♯</sup>5♯5箇所: F, C, G, D, A〉で記譜することが多い。
 
== 嬰ニ短調の曲の例 ==
{{See also|[[変ホ短調#変ホ短調の曲の例|変ホ短調の曲の例]]も参照。}}
 
'''[[クラシック音楽]]'''
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'''[[ポピュラー音楽|ポピュラー]]'''
*[[渚の『・・・・・』]](サビは[[嬰ヘ短調]]。フジテレビ系アニメ『[[ハイスクール!奇面組]]』OP曲)
*[[PENICILIN]]の「[[ロマンス (PENICILLINの曲)|ロマンス]](前半(A・Bメロは[[嬰ヘ短調]]、間奏は[[ホ短調]]で、サビは嬰ニ短調。アニメ『[[すごいよ!マサルさん]]』主題歌)
*[[ティーナ・マリー|Teena Marie]]の「Lead Me On」([[変ホ短調]]で書かれている事も考えられる)
*[[マーヴィン・ゲイ|Marvin Gaye]]の「[[悲しいうわさ|I Heard It Through The Grapevine]]」