「キング・オブ・キングス (1961年の映画)」の版間の差分

[[イエス・キリスト]]の生涯を描いた作品。[[セシル・B・デミル]]監督が[[1927年]]に制作した[[:en:The King of Kings (1927 film)|同名映画]]を[[ニコラス・レイ]]監督が[[リメイク]]したものと言われているが、ベルナール・エイゼンシュッツの『ニコラス・レイ・・ある反逆者の肖像』（吉村和明:訳）によれば、そもそもこの作品のアイデアとスクリプトは、プロデューサー、Sのサミュエル・ブロンストンの前作、『大海戦史』（1959）を監督したジョン・ファロウ（[[ミア・ファロウ]]の父）のものだったが、使えるレベルではなかったので、ニコラス・レイが旧知のFフィリップ・ヨーダンを呼び、手直しさせたもの。

題名もJ・ファロウの時は、『人の子』、N・レイと契約するときは、『剣と十字架』であった。これをF・ヨーダンが『キング・オブ・キングス』とする事を提案した。当然デミル側から許諾を受けると言う動きもあって、配給の10パーセントを提示する案もあったが、試しにMPAA（モーション・ピクチャー・[[アソシエーション・オブ・メリカ映画協会 (業界団体)|アメリカ）映画協会]]にタイトルを登録してみると、デミル側は未登録であった為、ブロンストン側は印紙代６6セントでこの題名を手に入れたと言いう。