「イノシトールトリスリン酸」の版間の差分

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弁天小憎 (会話 | 投稿記録)
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ジアシルグリセロールが[[細胞膜]]の中に存在するのに対し、IP<sub>3</sub>は水溶性で、[[細胞質]]に拡散する。
 
IP<sub>3</sub>は、細胞膜に存在する[[リン脂質]]である[[ホスファチジルイノシトール-4,5-ビスリン酸]]が[[ホスホリパーゼC]]によって[[加水分解]]されて生成する。
 
== 作用 ==
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=== ウニ卵 ===
[[ウニ]]の遅い多精防止反応はホスファチジルイノシトール-4,5-ビスリン酸 (PIP<sub>2</sub>)のセカンドメッセンジャーによって仲介されている。結合受容体の活性化によりホスホリパーゼCを活性化し、卵細胞膜のPIP<sub>2</sub>を加水分解して、卵細胞の細胞質にIP<sub>3</sub>を放出する。IP<sub>3</sub>は小胞体に拡散し、カルシウムチャネルを開く。
 
== 脚注 ==