「ことわざ」の版間の差分

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柿助 (会話 | 投稿記録)
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一方で、「[[女房]]と[[畳]]は新しい方がいい」という特殊な[[価値観]]を示すようなものもある。
 
ことわざの中にはしばしば、反対の意味を示すものがある。例えば、「[[wikt:三人寄れば文殊の知恵|三人寄れば文殊の知恵]]」と「船頭多くして船山に登る」、「蛙の子は蛙」「瓜のつるには茄子はならぬ」と「氏より育ち」あるいは「とんびが鷹を産む」、「縁の下の力持ち」「縁の下の土竜もち」がある。前掲のことわざにも「[[女房]]と[[味噌]]は古い方がいい」という例がある。
 
また、同じことわざでも文化の背景が異なることによって、まったく別の意味に受け取られるものも少数ではあるが存在する。例えば、"A rolling stone gathers no moss."(転がる石は[[コケ]]むさない)は、[[イギリス]]や日本では「落ち着きなく動き回っているものには能力は身につかない」という意味である。一方、[[アメリカ合衆国|アメリカ]]では「いつも活動的に動き回っている人は持っている能力を錆び付かせることはない」という意味になる。これは、コケを否定的に捉えるか肯定的に捉えるか、に由来する違いである。