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== 歴史と特許 ==
[[シューホフのクラッキング]]や[[バートンのクラッキング]]、バートン・ハンフレーズ(Hamphreys)のクラッキングやダブス(Dubbs)のクラッキングなどいくつかの熱分解の方法が開発されている。[[1891年]]、ロシアの技術者、[[ウラジーミル・シューホフ]]が発明し初めて特許を取得した([[ロシア帝国]]特許No.12926、1891年[[11月27日]])<ref name="Vassiliou2009">{{cite book|author=M. S. Vassiliou|title=Historical Dictionary of the Petroleum Industry|url=http://books.google.com/books?id=vArc08DO9ykC&pg=PA459|date=2 March 2009|publisher=Scarecrow Press|isbn=978-0-8108-6288-3|pages=459–}}</ref><ref>[http://www.shukhov.org/shukhov.html Vladimir Grigorievich Shukhov (Biography)]shukhov.org</ref>。建設された施設はロシア国内で限定的に使われたが発展しなかった。これとは別に1900年代にアメリカ人技術者の[[ウィリアム・メリアム・バートン]]とロバート・E・ハンフレーズが同様の施設を考案し、特許を取得した(特許No.1049667、[[1908年]][[6月8日]])。両者の長所は液化装置と気化装置が継続的に圧力下におかれることだった<ref name="CoppZanella1993">{{cite book|author1=Newton Copp|author2=Andrew Zanella|title=Discovery, Innovation, and Risk: Case Studies in Science and Technology|url=http://books.google.com/books?id=-v22AagR_BEC&pg=PA172|year=1993|publisher=MIT Press|isbn=978-0-262-53111-5|pages=172–}}</ref>。
 
初期の装置は過程は連続的ではなかった。また、全ての装置が実用的なものではなかったが、多くの特許がアメリカやヨーロッパを追随して取得された<ref name="Vassiliou2009"/>。[[1924年]]、アメリカの{{仮リンク|シンクレア石油コーポレーション|en|Sinclair Oil Corporation}}の代表者がシューホフを訪れた。シンクレア石油は表向きは[[スタンダード・オイル]]が使用していたバートンとハンフレーズの特許がシューホフの特許に基づいていることをシューホフに話すことを願っていた。それができれば、バートン・ハンフレーズの特許を無効にしようと考えているアメリカのライバル企業の支配を強化できるからである。シューホフ自身の興味は基本的に「ロシアで、アメリカに特許侵害として訴えられないクラッキング装置を簡単に造る」ことにあったが、バートンの方法が彼の1891年の特許に原理的に非常に似ていることを知ってシューホフはとても喜んだという.<ref name="OOR"> Yury Evdoshenko. [http://www.oilru.com/or/53/1154/ American Cracking for Soviet Refining.] - Oil of Russia、Yury Evdoshenko</ref>。