「ガロ・イタリア語」の版間の差分

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中央イタリア語・南部イタリア語も北部イタリア語も共に[[ロマンス諸語]](ラテン語から派生した全ての言語)・[[西イタロ諸語]](北ロマンス・東ロマンスを除いた言語)に属する為、一定の近似性を持つ。しかし一方でより細分化した場合は中央・南部イタリア語が[[イタロ・ダルマチア語]]([[コルシカ語]]、[[ルーマニア語]]、[[イストリア語]]など)に含まれるのに対し、[[西ロマンス語]](標準スペイン語・標準フランス語)内の[[ガロ・ロマンス語]](標準フランス語など)に属するなど違いも存在すること、つまりガロ・イタリア語にとっては標準イタリア語よりも[[フランス語]]および[[スペイン語]]などのほうが近いことが論争の理由となっている。また[[ロマンス諸語]]の中で、海や他言語に隔てられた言語([[北ロマンス語]]・[[東ロマンス語]])を除いた[[西イタロ諸語]]は、ロマンス諸語の中でも特に強い[[方言連続体]]を形成している。だが現実問題としてフランス語(オイル語)、スペイン語(カスティーリャ語)、イタリア語(トスカーナ語)はそれぞれ権威ある独立言語とされているので、必然的にその下位に置かれている各方言も別言語としての立ち居地を得ようとする。
 
そうした意味では、フランスの[[オック語]](標準フランス語よりも{{要出典範囲|スペイン語|date=2015年6月}}やカタルーニャ語に近い)、スペインの[[カタルーニャ語]]({{要出典範囲|標準スペイン語よりもフランス語に近い|date=2015年6月}})や[[ガリシア語]]([[ポルトガル語]]に近い)に近いものがある他、[[ゲルマン語派]]における[[ドイツ語]]と[[低ザクセン語]](標準ドイツ語よりもオランダ語に近い)の関係に相当する。
 
== 方言 ==