「台湾鉄路管理局DR2100型気動車」の版間の差分

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[[戦後]]、残る6両が接収され、それぞれ'''25GA2100型、25GA2200型'''ガソリンカー(中国語:汽油客車)と改番されたが、台湾南部を中心に引き続き[[運用 (鉄道)|運用]]され、その車両サイズから中型汽油客車と呼ばれていた。しかしエンジンを中心として老朽化が進んだ為、[[1956年]]には[[アメリカ合衆国|アメリカ]]の援助で[[発動機]]を日本製の[[DMH17系エンジン|DMH17]]ディーゼルエンジン(160HP)に、変速機も[[気動車・ディーゼル機関車の動力伝達方式#液体式|液体式変速機]]に換装し、[[総括制御]]が可能になった。また[[1957年]]には、形式が'''25DR2100型、25DR2200型'''ディーゼルカー(中国語:柴油客車)と改番されている。
 
[[1960年]]に車体更新が行われ、前面が半円形から切妻形に改装され、[[貫通扉|貫通路]]が設置され、台車もコイルバネ式に変更したが、それ以外はこの時点ではまだ原型を留めていた。しかし、[[1969年]] - [[1970年]]に再び車体更新が行われ、[[台湾鉄路管理局DR2300型気動車|DR2300型]]、DR2400型とともに、[[台湾鉄路管理局DR2500・DR2600気動車|DR2500型]]に類似した車体長19mの車体を新製の上乗せ換えて[http://www.railway.gov.tw/i/images/i5/51.htm]{{リンク切れ|date=2013年1月}}、発動機も[[カミンズ]]NHHB-600ディーゼルエンジン(200HP)に換装、その後、'''35DR2100型、35DR2200型'''ディーゼルカーと改番され、事実上DR2300型、DR2400型の同型車両になった。
 
[[1984年]]には再び車体更新が行われ、窓を[[バス窓]]から1段上昇式に変更された上で、引き続き支線区の中心車両として使用されていた。しかしながら、[[冷房]]装置が無いことから、[[支線]]区のサービス向上の為に、同じく日本製の[[台湾鉄路管理局DR1000型気動車 (2代)|DR1000型]]に置き換えられ、[[1999年]]までに全車廃車された。