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2010年代現在は側面衝突安全対策のため、車幅を1,750~1,800mm前後([[トヨタ・クラウン#13代目 S200型(2008年-)|クラウン]]並)まで拡大している車種もあり、日本国内の(5ナンバー車を基準にして作られていることも間々ある)道路・[[駐車場]]事情を考慮すると「コンパクト」とは言えなくなっているものが多くなっている。
 
またB/Cセグメントが輸出の都合で大型化していることと日本市場では上記のインフラ事情もありいわゆる5ナンバー車への根強い需要がある([[ガラパゴス化]]の項目も参照)ことから、[[国内専用車|内需向けの車種]]を開発生産する余力のあるメーカー(それが許されるほど売れる車種)ではそれに基づいたCDセグメント車(例えば[[トヨタ・アリオン|アリオン]]/[[トヨタ・プレミオ|プレミオ]]など)が同クラスはおろか本来下級クラスであったはずの車両(例えばこの例だと[[トヨタ・カローラ|カローラ]]のハッチバックにあたる[[トヨタ・オーリス|オーリス]])よりスペック上は下になってしまうと言う逆転現象も起こってきている。
 
なお、[[ピックアップトラック]]や[[ライトバン]]などの[[商用車]]は、乗用車のセグメント分類には属さない。
 
===日本国内市場における逆転現象===
またB/Cセグメントが輸出の都合で大型化していることと日本市場では上記のインフラ事情もありいわゆる5ナンバー車への根強い需要がある([[ガラパゴス化]]の項目も参照)ことから、[[国内専用車|内需向けの車種]]を開発生産する余力のあるメーカー(それが許されるほど売れる車種)ではそれに基づいた5ナンバーCDセグメント車(例えば[[トヨタ・アリオン|アリオン]]/[[トヨタ・プレミオ|プレミオ]]など)生産されることがある。すると、同クラスはおろか輸出を睨んだ(本来下級クラスであったはずの)Cセグメント車両(例えばこの例だと[[トヨタ・カローラ|カローラ]]のハッチバックにあたる[[トヨタ・オーリス|オーリス]])よりスペック上は下になってしまうと言う逆転現象も起こってきている。
 
例えば[[トヨタ・アリオン|アリオン]]/[[トヨタ・プレミオ|プレミオ]]と[[トヨタ・カローラ|カローラ]]系のうち[[トヨタ・オーリス|オーリス]]、[[トヨタ・カローラルミオン|ルミオン]]の関係が当てはまる。一方でプレミオ/アリオンと同じく[[トヨタ・コロナ|コロナ]]/[[トヨタ・カリーナ|カリーナ]]を祖に持つ欧州戦略車の[[トヨタ・アベンシス|アベンシス]]は大型化しサイズからして本格Dセグメント車となっているところを見ても、「5ナンバー縛り」が日本市場戦略に与える影響は大きいといえる。
 
== 関連項目 ==