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つまり、背縫があり幅70センチ程度、袖丈40センチ程度の袖口が縫われておらず大きく開いたままの袖、着物風の襟、脇が縫われていない、腰丈の衣服。
平絹、もしくは菱模様の[[綾織|綾]]で、基本的に赤を使う。ただし、年少者は濃色(紫)、壮年者は[[朽葉]]、老人は白を使う。普段着である直衣では色や模様は自由。
 
ほぼ同じものでも裏地を付けると[[衵]](あこめ)と呼ばれるので注意。この衵は寒いときなど単衣の上に何枚か重ねることもあり、夏季は裏地を取り去る「ひへぎ」として使うこともあった。祭礼において特別に赤以外のものを使うのを「染衵」という。衵の丈が長いものを袿といい、[[直衣]]の裾から覗かせるファッションを「出し衣(いだしぎぬ)」と呼んだ。