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'''屑肉'''(くずにく)とは、[[商品]][[価値]]の低い食用の[[畜肉]]の事で、[[骨格]]周辺やブロック状に切りそろえた際の切れ端、更には各種[[器官]]周辺部に位置するあまり見た目が良くない物をこう呼ぶ。'''切り落とし'''<ref>昭和47年に西武池袋本店で店舗を構える肉匠もりやすが、切り落としという名称で販売したのがきっかけ。[http://www.nikusyou-moriyasu.co.jp/whats/ 肉匠もりやすについて]より。</ref>や、単に'''落とし'''とも呼ばれる。
 
==概要==
[[食肉]]として解体される[[ウシ|牛]]や[[ブタ|豚]]などの[[家畜]]では、様々な部位から様々な名称のブロック状の肉が切り出されるが、そのいずれかに分類されながらも、他の部位に近く肉質が一様ではなかったり、[[肋骨]]や[[脊椎]]といった骨格周辺で大きなブロック状の肉の塊が得られないため、細かな肉片として削ぎ落とすしかない部位をこのような名称で呼ぶ。
 
ブロック状の、そのまま[[料理]]に必要な大きさに切り分けて調理できる肉に比べると、調理内容が限られるために商品価値が低いとされ、その多くは[[挽肉]]にしたり、[[ばら肉]]として用いたり、寄せて固めて料理や、[[プレスハム]]など[[加工食品]]の原料として利用されている。