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== 範囲 ==
[[File:Topographic90deg N0E90.png|thumb|[[極東]]・[[東アジア]]、[[太平洋]]北西部の地形図。図の中央が日本列島。]]
'''[[領土]]'''がすべて'''[[島]]'''から成る国<ref name="example2" />、すなわち、'''[[島国]]'''である[[日本]]を構成する6,852の島に対して<ref name="example" /><ref name="example3" />、日本列島の範囲は、おおむね、狭義と広義の2つの捉え方・見解がある。
 
狭義の日本列島の範囲は、これら6,852の島の内、'''[[北海道|北海道島]]''''''[[本州|本州島]]''''''[[四国|四国島]]''''''[[九州|九州島]]'''の4島と'''それらに付随する島々'''の総称とする見解である。<ref>「'''[[広辞苑]]'''」、「'''[[大辞林]]'''」などでは、「日本列島」の定義を、北海道島・本州島・四国島・九州島とそれらに付随する島々から成る列島としている。</ref>
 
広義の日本列島の範囲は、同じく6,852の島の内、'''北海道島''''''本州島''''''四国島''''''九州島'''の4島と'''それらに付随する島々''''''[[千島列島]]'''[[:ru:Курильские Острова|(クリル諸島)]]、'''[[南西諸島]]'''(主に[[奄美群島]]・[[沖縄諸島]]・[[先島諸島]]([[宮古列島]]・[[八重山列島]]))、これらの総称とする見解である。<ref>主要4島と本州中部から南方に伸びる伊豆・小笠原諸島、九州から台湾に伸びる南西諸島とから構成されている。<br><出典> 米倉伸之「日本列島とその周辺の大地形」/ 米倉伸之・貝塚爽平・野上道男・鎮西清高編者『日本の地形1 総説』東京大学出版会 2001年 2ページ。</ref><ref>日本列島は、北海道、本州、四国、九州の主要な4島と、それに隣接する島々、および本州中部から南方にのびる南西諸島とから構成されている。<br><出典> 松田時彦・鎮西清高共著「日本列島と周辺海域の大地形と地質構造」/ 太田陽子/小池一之/鎮西清高/野上道男/町田洋/松田時彦著『日本列島の地形学』東京大学出版会 2010年 2ページ。</ref>
 
地体構造的には、千島列島・南西諸島と対応する北海道島、本州島、四国島、九州島の4島からなる列島であり、[[アリューシャン列島|アリューシャン(アレウト)列島]]を含めた[[アジア大陸]]東縁に垂下する花綵(かさい)列島の一部にあたる<ref>[[谷岡武雄]]・[[山口恵一郎]]監修・三省堂編集所編『コンサイス日本地名事典 第3版』([[三省堂]]、1989年12月発行)の「日本列島」の項目に基づく。</ref><ref>『[[広辞苑]]』([[岩波書店]]、2008年1月第六版発行)の「日本列島」の項目の定義によれば、北海道島・本州島・四国島・九州島と付属島嶼から成る列島である。アジア大陸の東縁に沿って弧状をなす。地形学的には、[[千島弧]]・[[東北日本]]弧・[[西南日本]]弧・[[伊豆マリアナ弧]]・[[琉球弧]]などを広く併せていう。」と記されている。</ref>。
 
広義の日本列島は上記4島に加え、'''[[樺太|樺太島]]'''(サハリン島)と'''[[台湾|台湾島]]'''を加え<ref>[[エンカルタ|Microsoftエンカルタ総合大百科]]2003「日本」の項目より<!--{{ASIN|B000076VZ7}}-->{{NCID|BA85593287}}。[http://jp.encarta.msn.com/encnet/refpages/RefArticle.aspx?refid=761566679 オンライン版](2007年2月20日閲覧){{リンク切れ|date=2012年8月}}。</ref>、さらに南西諸島、[[伊豆諸島]]、千島列島を加えて表現することもある。<ref>谷岡武雄・山口恵一郎監修・三省堂編集所編『コンサイス日本地名事典 第3版』(三省堂、1989年12月発行)の「千島列島」の項目によると、「[[カムチャツカ半島]]と北海道島の間にある弧状列島。南東側を北[[太平洋]]、北西側を[[オホーツク海]]にわける。おもな島は[[占守島|シュムシュ島]]・[[阿頼度島|アライト島]]・[[幌筵島|パラムシル島]]・[[温禰古丹島|オンネコタン島]]・[[捨子古丹島|シャスコタン島]]・[[松輪島|マツワ島]]・[[羅処和島|ラショワ島]]・[[計吐夷島|ケイト島]]・[[新知島|シンシル島]]・[[得撫島|ウルップ島]]・[[択捉島]]・[[国後島]]。1875(明治8)年[[樺太千島交換条約]]によりウルップ島以北は日本領土となったが、日本は[[サンフランシスコ平和条約]]で領土権を放棄」となっている。</ref><ref>『広辞苑』(岩波書店、2008年1月第六版発行)の「千島列島」の項目によれば、「北海道本島東端からカムチャツカ半島の南端に達する弧状の列島。国後島(くなしり)・択捉島(えとろふ)(以上南千島)、得撫島(うるっぷ)・新知島(しむしる)・計吐夷島(けとい)・羅処和島(らしょわ)・松輪島(まつわ)・捨子古丹島(しゃしこたん)・温禰古丹島(おんねこたん)(以上中千島)、幌筵島(ぱらしむる)・占守島(しむしゅ)・阿頼度島(あらいと)(以上北千島)など。[[第二次世界大戦]]後[[ロシア]](旧[[ソビエト社会主義共和国連邦|ソ連]])の管理下にある。クリール列島」と記載されている。</ref>
 
{{要出典|date=2015年6月|北海道島、本州島、四国島、九州島、これら主要な四島並びに南西諸島(主に[[沖縄県]]全域及び[[鹿児島県]][[大島支庁 (鹿児島県)|大島支庁]]管内の[[奄美市]]・[[大島郡 (鹿児島県)|大島郡]])及び伊豆諸島を併せて日本列島とすることが多い。}}