「設定 (パチスロ)」の版間の差分
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各設定のボーナス・小役等の確率は、あらかじめメーカー側でプログラミングされた上で、[[保安通信協会]](保通協)等の「指定試験機関」における検定で最終的な出玉率が一定の基準の範囲内に収まっているかどうかをチェックされ、それをクリアしたものだけがホールへの設置を許可される。従ってパチスロ機の設定は(特に改造等を受けていない限り)全て[[風俗営業等の規制及び業務の適正化等に関する法律]](風適法)の基準に適合していることがあらかじめ確認されていることから、パチンコ機の釘調整と異なり、パチスロ機の設定変更は違法性はない。このため、かつてはイベント等で営業中に設定を変更するサービスを行う店も多かった(現在は営業中の設定変更は「射幸心を煽る行為」であるとして、行政の指導により事実上禁止されている)。
設定の段階数については特に法的な規制はないが、段階数が多すぎると指定試験機関における試験に時間を要すること、一方で段階数が少なすぎると店側の要望に柔軟に対応できなくなることなどから、4号機までの時代は設定は通常6段階(設定1が最低、設定6が最高)とすることが一般的だった。このため最高設定である設定6のことを、パチンコの[[海物語シリーズ]]における6の絵柄である[[アンコウ]]になぞらえたりする例も多く見られた。
設定は店の経営にも関わる重要事項であるほか、いわゆる[[ゴト]]防止の意味もあり、設定変更は通常の鍵(メダル補給時などに使用するもの)とは異なる設定変更時専用の鍵を用いて行うようになっていることが多い。また変更作業は前述の設定師や店長クラスの人間によって行われ、その内容は一般の店員にも知らされないのが普通である。実際過去には、特定の客に高設定台の場所を教えて店に損害を与えたとして、パチンコホールのマネージャーが[[会社法]]違反([[特別背任罪]])の容疑で逮捕されたという事例もある<ref>[http://www.p-world.co.jp/news2/2009/10/7/news3636.htm ■ 静岡のパーラーマネージャーが会社法違反で逮捕] - 月刊グリーンべると・2009年10月7日</ref>。
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