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{{出典の明記|date=2011年3月}}
『'''NOVA2001'''』(のば2001)は[[1984年]]<!--1983かも-->に[[ユニバーサルプレイランド]]<!--この作品の後からは社名を[[UPL]]に改名-->から発売された[[アーケードゲーム]]でジャンルは固定画面の[[シューティングゲーム]]。
 
== 概要 ==
 
===コンパネ・ 操作方法 ===
8方向レバーと2ボタ純正のコトロールパネルは、[[自機]]を操作。自機の移動と向きを操作すの制御に用い細長いスティックの上に凹型のボタンが埋め込まれた特殊レバーとショット用のボタン1つで操作する。自機の向き固定の1は、特殊レバー2ボタン構成を押さないとスティックを入れた方向になり、押したままでいるとスティック操作に関係なく固定される
 
純正のコントロールパネルを用いない場合は、8方向レバーと2ボタンで操作する。なお、レバー軸が回転する[[ループレバー]]に対応したモデルも改造ものとして存在した。
純正コンパネは細長いスティックの上に凹型のボタンが埋め込まれた特殊レバーとショット用のボタンで1レバー(+1ボタン内蔵)+1ボタン状態となっている
レバー軸が回転する[[ループレバー]]に対応したモデルも改造ものとして存在した。
ただし、スコア稼ぎの為、長時間プレイするといずれも向き固定を頻繁に使う事と操作しづらい特殊レバーによる手腕の疲労が発生しやすい状況になる為、
向き固定も通常のボタンにする一般的な2ボタン方式で稼働する店が主流となっていった。
 
ただし、スコア稼ぎの為、ために長時間プレイするといずれも向き固定を頻繁に使う事と操作しづらい特殊レバーによる手腕の疲労が発生しやすい状況になるので向き固定も通常のボタンにする一般的な2ボタン方式で稼働する店が主流となっていた。
2014年現在もレトロゲームを積極的に配置するゲームセンターに於いて、稼働実績を散見することができるが、純正コンパネを用いた稼働はレアケースとなっている。
 
2014年現在もレトロゲームを積極的に配置するゲームセンターに於いて、稼働実績をしている様子が散見されことができるがものの、純正コンパネを用いた稼働はレアケースとなってい稀である。
===ゲーム説明・ルール===
*[[ステージ (コンピュータゲーム)|ステージ]]内のザコ敵を全て倒すと1ステージクリア。ただし、後述の偵察機「レダ」は対象外であり、ザコ敵を全て倒してもボスの「M.I.」が出現した場合はこれを倒さないとクリアにならない。
*自機は発射直後は自機幅分ある広いショット、一定距離離れると細長いシングルショットになる連射性のあるショットを発射。
*ショット自体は敵から発射される弾を打ち消すことができる。(高次面時におけるボスキャラから出る弾は打ち消せないといった特殊ルールがある)
*自機の向きを固定するボタンは押したままの状態で固定となるタイプ。ショットを自機の動く方向とは違う方向に撃ち出す事が可能になっている為、これを使いこなすことが上達への近道となる。
*ステージ構成は通常のザコ敵が退去する通常ステージとボーナスステージの構成となっており、それぞれ出現する敵がことなる。ボーナスステージは専用ザコ敵1種類出現となり、ボスは出現しない。
*敵は様々なアルゴリズムをもったものがあり、通常ステージで4種類。ボーナスステージでは複数種類存在するものの指定軌道に沿って動く共通アルゴリズムをもったものとなっている。また、金属(メタル)調で統一されたものとなっており、各ザコ敵それぞれに特徴をもち、自機を追い回す物、弾を撃って攻撃して来る物、マップ上下を高速移動するといったものがある。
*これらのザコ敵とは別に警告音の発生とともに出現するパトロールロボット「レダ」が存在する。このレダを打ちのがしてしまうとボスキャラ扱いとなる強力大型敵キャラ「M.I.」が登場しBGMがボス専用の効果音に変わる。高次面になるほど出現数が多くなり、且つ、移動スピードも速くなる為、いつのまにかボス出現というパターンになるケースが多くなる。なお、画面上のレダは1機打ち損じた時点で消滅しM.I.が登場する仕組みになっており、打ち損じた分M.I.が登場するということはない。
*M.I.自体は弾は大量にばら撒かず体当たりによる追い込みが最大の武器となっており、自機の動きに対して、もっとも短距離で体当たりできるように計算された動きをし、画面端に確実に追い込んでいくアルゴリズムを備えている。この為、追い込まれるまでに連射をしつづけなければ確実にミスとなってしまうが、M.I.自体もそれ相当の耐久力をもっている為、ザコ敵とは違い、連射力とアドリブを駆使することが求められる。尚、耐久力自体は一部が点滅している点によりある程度確認できるようになっている。
*ザコ敵を破壊すると数字が書かれたメタルプレートが1機につき1枚排出され、それをとることでスコアがアップする。このメタルプレートは最初は数字部分がフラッシュしているが一定時間経過で消灯し、いずれは消滅する。なお、このメタルプレートは”敵の弾は通すが、自機のショットは通さない”性質をもっており、敵を一気に破壊しすぎてメタルプレートだらけになった場合、これらにショットが遮られ、残りの敵を破壊することやレダを打ち損じてしまいM.I.出現という流れになってしまい、窮地に陥ってしまう。なお、最後の1機を破壊した場合は取得はできずそのままステージクリア処理になってしまう為、すべてを取ることは不可能。
*メタルプレートは通常ステージのザコ敵から排出されるものは1~4となっており数字x100点、ボーナスステージは6,7,8・・・といったものとなり、800点、1000点といった高得点のものとなっており、これがボーナスステージにおけるスコアアップのギミックとなっている。
*自機をパワーアップするアイテムの類は一切ないものの、M.I.を倒すことで時々アイテムを排出する。4種類あり、画面上の敵の動作を一時停止するもの、画面上のメタルプレートを全部取得してくれるもの、1upがプラスアイテムとなっているが、マイナスアイテムとして、取得すると再度M.I.が出現するアイテムも存在する。
 
=== ゲームの特徴説明世界観ルール ===
* [[ステージ (コンピュータゲーム)|ステージ]]内のザコ敵を全て倒すと1ステージクリア。ただし、後述の偵察機「レダ」は対象外である。また、ザコ敵を全て倒してもボスの「M.I.」が出現した場合はこれを倒さないとクリアにならない。
*敵の姿が特徴的となっており、ゼビウスよりは階調が弱いもののメタル感ある無機質なイメージとなっているまた、人型ロボット、ヤドカリ、ボール、蟹、イカなど、奇妙で独特なものや現存する生物をモチーフにしたものとなっている。
* 自機は発射直後は自機幅分ある広いショット、一定距離離れると細長いシングルショットになる連射性のあるショットを発射。
この敵キャラデザインはのちの本作の続編となるARKAREAやXXミッション、アトミックロボキッド、宇宙要塞ゴモラ、鋼鉄要塞シュトラールといったUPL作品にも取り入れられ、同社のキャラクターデザインとして浸透することになっていった。
* ショット自体は敵から発射される弾を打ち消すことができる。ただし、高次面時におけるではボスキャラから出る弾は打ち消せないといった特殊ルールがある
*背景が独特であり、宇宙ステーションをイメージしたもの、エネルギーフィールドが貼られた要塞、トロンをモチーフにしたもんと思われる黒無地背景にブルーラインが規則正しく配置されたダークサイバーなステージなど、具体的に言葉にするには難しいものとなっており、本作を象徴するものの一つとなっている。
* 自機の向きを固定するボタンは押したままの状態で固定なるタイプ。ショットを自機動く方向とは違う方向にショットを撃ち出す事が可能になっていため、これを使いこなすことが上達への近道となる。
*ショットの連射装置搭載の有無で難易度が極端に変わるゲームである。特に後々主流になっていった向き固定も通常のボタンにする一般的な2ボタン方式で稼働する場合、ショットに連射装置がついていると一気に難易度が落ち、レダをわざと打ち逃して、ボスのM.I.を呼び出しては連射装置に物を言わせゴリ押し破壊を繰り返し1upアイテムを出しまくるなど、一気にワンコインでプレイできる時間を長くすることができ、オペレーター側では連射装置をつけないで稼働させるところが頻出するようになった。
* ステージ構成は通常のザコ敵が退去する通常ステージとボーナスステージの構成となっており、それぞれ出現する敵がことなる。ボーナスステージは専用ザコ敵1種類出現となり、ボスは出現しない。
*得点によるエクステンド設定が工場出荷設定では数万点毎となる、いわゆるエブリエクステンドとなっており、連射装置ありで稼働させた場合、腕のあるプレイヤーがノーミスで長時間プレイすることで残機数が恐ろしいまで増えまくる状態があちこちでみられた。なお、本作に於いては百万点台到達後に於いてもエブリエクステンドが発生する仕様となっている。また、次回のエブリエクステンド発生となる到達スコア表示がステージ開始時になされる。
* 敵は様々なアルゴリズムをったものがあり、存在する。通常ステージで4種類。ボーナスステージでは複数種類存在するものの指定軌道に沿って動く共通アルゴリズムをもったものとなっていである。また、金属(メタル)調で統一されたものとなっており、各ザコ敵それぞれに特徴をもち、自機を追い回す物、弾を撃って攻撃して来る物、マップ上下を高速移動する物がある。ったずれ、金属調があ見た目で統一されている。
*本作によるエクステンド設定の極端な甘さはのちのUPLにおけるゲームに於いて影響をおよぼしており、残機ストック上限、一定スコア到達後のエブリエクステンド打ち切りが採用されるきっかけとなった。
* これらのザコ敵とは別に警告音の発生とともに出現するパトロールロボット「レダ」が存在する。このレダを打ちのがしてしまうとボスキャラ扱いとなる強力大型敵キャラ「M.I.」が登場しBGMがボス専用の効果音に変わる。高次面になるほど出現数が多くなり、つ、移動スピードも速くなるため、いつのまにかボス出現というパターンになるケースが多くなる。なお、画面上のレダは1機打ち損じた時点で消滅しM.I.が登場する仕組みになっており、打ち損じた分M.I.が登場するということはない。
* M.I.自体は弾は大量にばら撒かず体当たりによる追い込みが最大の武器となっており、自機の動きに対して、もっとも短距離で体当たりできるように計算された動きをし、画面端に確実に追い込んでいくアルゴリズムを備えている。このため、追い込まれるまでに連射をしつづけなければ確実にミスとなってしまうが、M.I.自体もそれ相当の耐久力をもっている為、ためザコ敵とは違い、連射力とアドリブを駆使することが求められる。なお、耐久力自体は一部が点滅している点によりある程度確認できるようになっている。
* ザコ敵を破壊すると数字が書かれたメタルプレートが1機につき1枚排出され、それをとることでスコアがアップする。このメタルプレートは最初は数字部分がフラッシュしているが一定時間経過で消灯し、いずれは消滅する。なお、このメタルプレートは敵の弾は通すが、自機のショットは通さない性質をもっており、敵を一気に破壊しすぎてメタルプレートだらけになった場合、これらにショットが遮られ、残りの敵を破壊することやレダを打ち損じてしまいM.I.出現という流れになってしまい、窮地に陥ってしまう。なお、最後の1機を破壊した場合は取得はできずそのままステージクリア処理になってしまうため、すべてを取ることは不可能である
* 通常ステージのザコ敵から排出されるメタルプレートは1~4となっており、得点は数字×100点である。ボーナスステージは6,7,8等で、800点、1000点等、高得点である。
* 自機をパワーアップするアイテムの類は一切ない。
*自機をパワーアップするアイテムの類は一切ないものの、 M.I.を倒すことで時々アイテムを排出する。4種類あり、画面上の敵の動作を一時停止するもの、画面上のメタルプレートを全部取得してくれるもの、1upがプラスアイテムとなっているが、マイナスアイテムとして、取得すると再度M.I.が出現するアイテムの4種類が存在する。
 
=== ゲーム特徴・世界観 ===
* 敵の姿が特徴的となっており[[ゼビウス]]よりは階調が弱いもののメタル感あるリックで無機質なイメージとなっで統一されているまた。形状は、人型ロボット、ヤドカリ、ボール、蟹、イカなど、奇妙で独特なものや現存する生物をモチーフにしたものである。この敵キャラデザインは、XXミッション、アトミックロボキッド、宇宙要塞ゴモラ、鋼鉄要塞シュトラールや、本作の続編であるアークエリアなってった後のUPL作品にも取り入れられた
*『[[ロボトロン2084]]』の流れを汲む内容だが、格段に攻撃性が強くなっている。
* 背景が独特であり、宇宙ステーションをイメージしたもの、エネルギーフィールドが貼られた要塞、トロンをモチーフにしたもんと思われる黒無地背景にブルーラインが規則正しく配置されたダークサイバーなステージなど、具体的に言葉にするには難しいものとなっており、本作を象徴するものの一つとなっている。
*本作の続編としてARKAREAがリリースされる。
* ショットの連射装置搭載の有無で難易度が極端に変わるゲームである。特に後々主流になっていった向き固定も通常のボタンにする一般的な2ボタン方式で稼働する場合、ショットに連射装置がついていると一気に難易度が落ちる。レダをわざと打ち逃して、ボスのM.I.を呼び出しては連射装置に物を言わせゴリ押し破壊を繰り返し1upアイテムを出しまくるなど、一気にワンコインでプレイできる時間を長くすることができる。そのため、オペレーター側では連射装置をつけないで稼働させるところが頻出するように多くなった。
*[[2014年]]現在、都市部で[[レトロゲーム|レゲー]]を扱う[[ゲームセンター]]で稼働している事がある。多くは自動連射装置が装備されており連射による体力配分を含んだゲームバランスは楽しむことができず、操作も特殊レバーがほとんど現存しない事から、通常のレバーと2ボタンが並んだものになっているが2014年8月に於いて、秋葉原のナツゲーミュージアムにて特殊レバーを採用した純正コンパネを用いた稼働がなされた。これにより、オリジナルの状態でプレイできる環境は奇跡的ながら残されている。
* 得点によるエクステンド設定が工場出荷設定では数万点毎となる、いわゆるエブリエクステンドである。どんに高得点を取っておりも、エクステンドに要する得点は全く変わらない。そのため、連射装置ありで稼働させた場合、腕のあるプレイヤーがノーミスで長時間プレイすることで残機数が恐ろしいまで増えまくる状態があちこちでみられた。なお、本作に於いては百万点台到達後に於いてもエブリエクステンドが発生する仕様となっている。またージ開始時に、次回のエブリエクステンド発生となる到達スコア表示される。このエクステンド設定の極端な甘さは、後のUPL製ゲジ開始時も影響をおよぼしており、残機ストック上限、一定スコア到達後のエブリエクステンド打ち切りが採用されるきっかけとなった
 
=== その他 ===
*『[[ロボトロン2084]]』の流れを汲む内容だが、格段に攻撃性が強くなっている。
* 本作の続編として、『アークエリア』がリリースされた。方向制御のボタンは本作とは逆に、押さないと自機の向きが固定され、押している状態でレバー入力方向に変わるようになっている。
*[[2014年]]現在、都市部で[[レトロゲーム|レゲー]]を扱う[[ゲームセンター]]で稼働している事がある。多くは自動連射装置が装備されており連射による体力配分を含んだゲームバランスは楽しむことができず、操作も特殊レバーがほとんど現存しない事から、通常のレバーと2ボタンが並んだものになっている。なお、2014年8月に於いて時点で、秋葉原のナツゲーミュージアムにて特殊レバーを採用した純正コンパネを用いた稼働がなされた。これにより、オリジナルの状態でプレイできる環境は奇跡的ながら残されている。
 
== 移植 ==
* [[2014年]][[9月25日]]に[[PlayStation 4]]の[[アーケードアーカイブス]]で配信開始。
 
== 関連作品 ==
* 『[[ロボトロン2084]]』
 
== 外部リンク ==
* [http://www.jp.playstation.com/software/title/jp0571cusa01083_00hamprdc000000001.html PlayStation公式サイト アーケードアーカイブス NOVA2001]
* [http://www.hamster.co.jp/arcadearchives/nova2001.htm ハムスターアーケードアーカイブス公式サイト NOVA2001]