「ショット (バスケットボール)」の版間の差分

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リングにボールを置くように放つショットは'''レイアップ'''と呼ばれる。走って放たれることが多いので'''ランニングショット'''とも言う。通常はより高く掲げることができるので片手にボールを乗せ、リングの間際でボールを手から離す。レイアップは成功確率の高いショットとされる。ダブルクラッチショットなどの場合に、ボール保持を確実にするため、両手で抱え持つ場合もある。
また、バックボードに跳ね返らせてボールをリングに入れるのも一般的であり、高速動作でもボールを安定することが容易となり、有効な方法である。更にバックボードに触れたショットは上昇中でも触れればゴールテンディングとなるため、ブロックショットを避けるためにも有効である。
 
==== 技術的要素 ====
:正しくボールを保持すること、肩、肘、手首、指のバスケットに向けた位置の関係、ステップやジャンプとシューティングモーションのシンクロ、腕を伸ばす動作と手首のスナップとの連動、フォロースルーの安定などが正確なショットのための重要な要素である。
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多くの選手は利き手でスナップする(ワンハンド)ジャンプショットを打つが、両手でスナップする(ボースハンズ)ジャンプショットもある。両手で放つショットは体力的に劣る選手、あるいは長距離のショットで使われることがある。
 
==== 技術的要素 ====
==== 技術的要素<!--ジャンプ--> ====
:概要で述べた理由により、正しくボールを保持すること、肩、肘、手首、指のバスケットに向けた位置の関係、ジャンプ動作とショット動作のシンクロ、腕を伸ばす動作と手首のスナップとの連動、フォロースルーの安定などが正確なショットのための重要な要素である。
:一般的には、シューティングハンドをやや大きめに開き、掌の指の付け根と指全体でボールを保持し、もう一方の手を邪魔にならず、ボールを安定させることが出来る位置で添える。肘を肩よりやや高い位置に挙げボールを頭上に掲げ掌がバスケットに正対し、手の甲が見えるように手首を曲げた状態で構える。この構えによって、前腕(肘から手)は垂直からやや肩の方向に傾いた形となる。手首は位置を固定化するため後方へ一杯に曲げる場合が多い。
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:これらの構えや投法はプレーヤーの'''利き目'''や、筋力に応じて修正が必要である。また、ジャンプショットの種類や、回転の掛け具合、ディフェンダーとの位置関係などにより当然、投法は変化する。いずれにせよ、プレーヤーに適した安定したフォームで、反復練習を行う事により、優れたシューターとなることが出来る。
 
==== 技術による分類<!--ジャンプ--> ====
;バンクショット
:バックボードを使ってリングに入れるショット。近距離では狙いが定めやすく、ループが少なくショットスピードも速いため、ブロックし難いことや、ショットクロック間際でも有利となる。中距離からのバンクショットは、高い技術を必要とし、NBAでは[[ティム・ダンカン]]のアイソレーションでのバンクショットは有名である。長距離で使われることは特殊な場合を除いてあまり無い。
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;ステップバック・ジャンパー
:ドリブルで、ディフェンダーをゴール方向へ押し込み、同時にドリブルを終了し、ステップバックあるいはサイドへステップしながらボールを保持し、放つショット。[[ケビン・デュラント]]の得意技の一つである。
 
=== フックショット ===
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[[画像:Basketball.jpg|thumb|フックショットを打つ選手。1977年、米国の大学リーグの試合より]]ボールを片手に乗せ、そのまま放るショットを'''フックショット'''と言う。相手ディフェンダーによるショットの阻止([[ブロックショット]])から逃れ、ディフェンスを困難にさせるため、ディフェンダーから見て反対側の腕を使ってボールを放つことが多い。ボールを放つ時に腕が鉤(フック)のような形になるのでこの名がある。
 
==== 技術的要素 ====
==== 技術的要素<!--フック--> ====
:正しくボールを保持すること、肩、肘、手首、指のバスケットに向けた位置の関係、ジャンプ動作とショット動作のシンクロ、腕を振る動作と手首のスナップとの連動、フォロースルーの安定などが正確なショットのための重要な要素である。
:一般的には、バスケットからシューティングハンド側が遠くなるように位置し、手をやや大きめに開き、掌の指の付け根と指全体でボールを安定させることが出来るように両手で保持する。ジャンプに合わせて両腕でボールを頭上へ挙げ、引き続き片手で保持し腕を振る事が出来る位置へ掲げ、腕をなめらかにバスケットに向けて振りながら手首のスナップを効かせボールに回転を掛け、頭上の出来るだけ高い位置からループを描くように放つ。ボールを片手でつかめない場合は、腕を振る際に生じるボールの遠心力で、掌全体で保持しながら放つ事も可能である。腕の振り幅や方向、スナップの効かせ具合、などで個性が生じる。
 
==== 技術による分類<!--フック--> ====
;ジャンプフック
:両足でジャンプして放つフックショット
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NBAで毎年行われるオールスターゲームの前に、[[NBAスラムダンクコンテスト]]が繰り広げられている。
 
==== ダンクショットの種類 ====
; ワンハンド