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マッキンリー山は極寒でも知られ、中腹の約4600m地点に据えられた温度計が、真冬に最低気温−73.3[[℃]](−100{{°F}})を記録したこともある<ref>Christopher C. Burt『Extreme Weather』p.51(1969年のthe U.S. Army Natick Laboratoriesによる)</ref>。
 
マッキンリーは高緯度に位置するため気温が低く、その影響で[[ヒマラヤ山脈|ヒマラヤ]]や[[アンデス山脈|アンデス]]の同一標高よりも気圧が低い<ref>[http://www.cohp.org/ak/notes/pressure_altitude_simplified.html Pressure Altitude - A Guide for Climbers] マッキンリーの気圧は、ふもと(海抜標高付近)では他の地域と同じくらいだが、標高が高くなるほどヒマラヤやアンデスよりも気圧が低くなる。なお緯度による気圧変化の要因には、「遠心力による重力加速度変化」と「温度変化」があるが、遠心力の効果は温度変化に比べて無視できる。</ref>。そのため登山者にとっては[[高山病]]の危険性が比較的高くなる。マッキンリー山頂と同一気圧になるヒマラヤの標高は、登山シーズンで比較するとマッキンリー山頂よりも約300~450m程高い<ref>[http://www.cohp.org/ak/notes/pressure_altitude_simplified.html Pressure Altitude - A Guide for Climbers] Table 5. マッキンリーの登山シーズンを6月、ヒマラヤの登山シーズンを5月とした。</ref>。
 
== 地形 ==