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RJANKA (会話 | 投稿記録)
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'''棺'''(かん、ひつぎ、柩)とは、[[遺体]]を納めて葬るための容器。木製の場合は'''[[木棺]]'''(もっかん)、石造の場合は'''[[石棺]]'''(せっかん)と称される。
 
俗に、中身が入っていないものを棺、遺体が収められたものを「柩」とする説があるが、遺体が収められたものを家から火葬場に送り出すことを「出棺」(しゅっかん)といったり、棺に「ひつぎ」の訓があるように、「かん」と「ひつぎ」の使い分けはほとんどない。なお、遺体が収められたものを'''霊柩'''(れいきゅう)ともいい、それを運ぶための車(自動車)を'''[[霊柩車]]'''(れいきゅうしゃ)をもいう
 
しかし、棺を載せる台を「棺台」(かんだい)、棺を巻いて荘厳する布を「棺巻」(かんまき)と呼ぶため、「故人が入っているものを柩」ということにこだわる場合、「柩を棺台に載せる」という表現になり、文章的に齟齬を来たす。故人が入っているものが「柩」であるのに、その台が「棺」台ということも矛盾がある。しかし、柩台、柩巻とは書かない。