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== 概要 ==
現在では「天命」は大きく分けて2つの意味で用いられている。ひとつは《天から与えられた使命》という意味で、これは《天あるいは[[天帝]]の[[命令]]》ということである。もうひとつは、人間の力ではいかんともしがたい《[[運命]]》や《[[宿命]]》を意味し、天から与えられた宿命ないしは寿命を意味する。天命の原義は前者の《天の命令》の意味であったが、それが転じて《運命》の意味を持つようになったという<ref name="sdhyakka">{{Cite book|和書|chapter=天命|author=[[日原利国]]|publisher=平凡社|title=世界大百科事典|year=1988}}</ref>。
 
<!--{{出典の明記|section=1|title=自著作(ブログ)からの持込み|date=2011年2月}}-->
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なお『[[論語]]』には[[孔子]](紀元前551年‐紀元前479年)の言葉として「五十而知天命」(五十にして天命を知る)という表現があるが、上述のように天命は使命と運命の両方の意味で用いられているので、論語のこの表現を巡って、《運命》や《宿命》(自分にはこれだけしかできない)ということを意味しているのか、それとも《使命》(自分は人生でこれだけはしなければならない)を意味しているのかで[[解釈]]が分かれているという<ref name="sdhyakka" />。
 
 
== その他 ==