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'''コータン語'''(コータンご、{{Lang-en-short|Khotanese }})は{{仮リンク|東中期[[イラン語群|en|Eastern Iranian languages}}]]に属する言語である。古代仏教王国の[[ホータン王国]]で使用されていた言語である。'''ホータン語'''、'''ホータン・サカ語'''とも称する。
 
==言語名別称 概要 ==
コータン語は[[ホータン]]地域および[[敦煌]]から発見された大量の文献によって知られる<ref>{{cite book|Maggi, Mauro|title=Khotan iv. Khotanese Literature|publisher=Encyclopaedia Iranica|year=2008|url=http://www.iranicaonline.org/articles/khotanese-literature}}</ref>。これらは主に[[仏教]]関係の文献で、時代は5世紀から10世紀にわたる。
*ホータン・サカ語
 
*コータン・サカ語
コータン語は[[ブラーフミー文字]]の一種で書かれるが、文字の音価は完全には判明していない。コータン語の文字で漢字音を記した資料がある<ref>{{cite book|和書|author=水谷真成|chapter=Brāhmī 文字転写『羅什訳金剛経』の漢字音|year=1994|title=中国語研究史|publisher=[[三省堂]]|isbn=4385355185|pages=356-390}}</ref>。
*ホータン語
 
*于闐語
コータン語に近い言語としては、[[トゥムシュク市|トゥムシュク]]近くで発見されたわずかな断簡から知られる「トゥムシュク・サカ語」がある。
 
==脚注==