「ピーター・L・バーガー」の版間の差分

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バーガーは1980年代後半までに、宗教(旧来のものもニューエイジ・ムーブメントも含む)はまだ健在であり、多くの場合以前よりかなり活発になっていることを公に認めるようになった。ただしバーガーは、[[多元論|多元主義]]と[[グローバリゼーション]]の進展によって個人の信仰のあり方が根本的に変化したため、宗教があらかじめ受け容れられているものから個人が探究し嗜好に応じて選択するものに変わったと述べている。
 
[[合理的選択理論]]に想を受けて、宗教的な「企業」(教会)と「消費者」(信仰する個人)の行動を説明しようとする宗教社会学の「新しいパラダイム」の勃興にも拘わらず、バーガーの思考は今日なお宗教社会学において多くの影響を保っている。代表的な研究者として、ボストン大学の同僚であるロバート・フナー(Robert Hefner)、教え子であるマイケル・プレクホン(Michael Plekhon)、ナンシー・アママン(Nancy Ammerman)、愛弟子で[[ベイラー大学]]ドーソン政教研究所所員のクリストファー・マーシュ(Christopher Marsh)など。
 
== 主要著作 ==