「スピッツァー宇宙望遠鏡」の版間の差分

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スピッツァー宇宙望遠鏡は、軌道にのせられた赤外線観測衛星の中で、最も凝った作りをしているだろうと言われている。
 
望遠鏡の本体は太陽の熱をさえぎる板で守られ、軽量ベリリウムで構成された反射望遠鏡を搭載しており、高精度の赤外線観測のために[[液体ヘリウム]]を用いて5.5[[ケルビン]]まで冷却していた。地球も熱を出すので、望遠鏡は地球の近くで観測することができない。そのため、望遠鏡は地球と一緒に太陽を回る軌道にのせられ、地球を少し離れたところを追いかけている。そして、冷却材が減るにつれて、少しずつ地球から離れていっているのである。これまでに、星形成や恒星をまわる惑星、遠くの銀河な、さまざまな分野で重要な発見を重ねている。<ref>最新天文百科 宇宙・惑星・生命をつなぐサイエンス HORIZONS Exploring the Universe p105 ISBN978-4-621-08278-2</ref>
 
== 観測装置 ==