「廃車 (自動車)」の版間の差分

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廃車しても廃棄するとは限らないため
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=== 廃車の行く末 ===
* 廃車後の車両の行き先として、自動車の[[解体屋]]、中古車としての流通がある。
* 解体屋から先の[[リユース]]あるいは[[リサイクル]]工程としては、部品別に分解して中古部品や[[リビルド]]品としての販売や、材質別に分別して原料として、再度自動車部品やその他の製品の製造に使用される。また、廃金属として[[中華人民共和国|中国]]など海外へ[[輸出]]されるケースもある。他に[[プレス機]][[サイコロ]]状にして[[海中]]に沈め、[[魚礁]]として利用されたケースもある。
* 十分に使えると判断された"廃車"を[[中古車]]として[[流通]]させる場合もある。流通先として国内もあるが、[[ロシア]]、[[アフリカ]]などの海外に向けて輸出されるケースも多い。特にロシア、アフリカなど。現地で日本[[国内専用車]]を相当数見られることから、日本から輸出された中古車両は多いと推測できる。<ref>[http://auto.drom.ru/ ロシアの中古車情報サイト「drom.ru」]のケース:例えば[[トヨタ・カリーナED]]の場合、国内専用車であるが全形式の総計で400台以上登録されていた。また、[[軽自動車]]も多数登録されており[[三菱・ミニカ]]だと60台以上登録されていた(ED/ミニカともに日本時間2013年1月19日現在閲覧)。</ref>
* [[ワンボックスカー|1BOX車]]や[[日本のバス車両|バス]]などを中心に、[[]]付きの[[倉庫]]、集会所、[[待合室]]<ref>[[ゲートボール]]場や[[自動車教習所]]などで見られる。</ref>として使われるケースも見受けられる。
* [[道路]]上に長期間放置されたり、[[]][[]][[工業団地]]裏、[[|橋梁]]など[[不法投棄]]される場合もある。そうした不法投棄車両が多数存在しとなって[[社会問題]]化したため、[[2005年]](平成17年)[[4月1日]]から[[自動車リサイクル法]]が施行され、一時期に比べて不法投棄車両は減少している。
* 他の物品における[[ジャンク品]]と同様に、破壊を前提とした[[興行]][[撮影]]([[劇用車]])に供されたり、何らかの[[実験]]台にされる([[水害|水没]]や[[火災]]テスト、[[ガードレール]]や[[交通信号機|信号機]]支柱など地上設備の性能試験など)場合もある。撮影に使用されるケースとしては[[テレビドラマ]][[映画]]、再現ビデオなどの[[カーラッョン]]シーンに用いられる。興行としては[[:en:Demolition derby|デモリッションダービー(廃車をぶつけ合い、最後まで動いていた者が勝ちとする競技)]]競技車両、[[モンスタートラック]]競技の障害物、カージャンプショーの際のクッションなどが挙げられる。また[[自動車検査登録制度|車検切れや書類紛失]]、[[保安基準]]不適合、車検切れなどの理由で「自走は可能だが[[公道]]では走れない」車両の場合、通称「[[ミサイル]]」(サーキット走行専用に用意された[[ドリフト走行]]練習用車両)や[[工場]]での構内専用車など、クローズドコース専用車となる場合がある。
 
=== 廃車の原因 ===