「輪栽式農業」の版間の差分

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== 特徴 ==
圃場を一つにして、[[小麦]]・[[ライ麦]]などの「冬穀」→[[カブ]]・[[てんさい]]・[[ジャガイモ]]などの「根葉類」→[[大麦]]・[[ライ]]・[[豆]]などの「夏穀」→[[シャジクソウ属|クローバー]]・[[ウマゴヤシ]]などの根粒菌と共生し、地力を回復する性質を持つ牧草と、ローテーションを組んで耕作するのが特徴。それ以前の[[三圃式農業]]に比べ、穀類の作付は減少するが、根葉類や[[マメ科]]植物の作付が増加する。特にカブなどの栽培を導入したことにより、飼料不足が解決され、冬季の家畜飼育が可能となった。その結果、家畜の堆肥と牧草による地力回復により、休耕地を廃することが可能となった。輪栽式農業導入により食料生産が増加し、西ヨーロッパでは[[人口革命]]と呼ばれる、人口の急速な増加が始まる。
 
== 関連項目 ==