「沖縄戦における集団自決」の版間の差分

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=== 軍の強制を否定・疑問視する立場 ===
====集団自決の強制を否定する意見====
集団自決は「軍の命令だった」とする意見や、「強制があった」や「関与があった」とする曖昧な指摘を否定・疑問視する意見が軍命をしたとされる本人や体験者、研究者、ジャーナリスト等から出ている。
 
渡嘉敷島の陸軍海上挺身戦隊第三戦隊第三中隊長、皆本義博中尉(陸士57期)によれば、「戦後、沖縄の集団自決は軍の命令によるものだという説が出ましたが、そんなことはありえません。むしろ渡嘉敷の方々は、命をかけて父祖の土地を守ろうと会津白虎隊のような精神で殉ぜられたのではないかと考えます。そのような気質の方ばかりでした。また、そもそも軍には村民に命令を下す権限はなく、集団自決を命じたなどという証拠は何もない。軍が[[手榴弾]]を渡したということもありません。当時、村では臨時の防衛隊が組織されていて、これは在郷軍人を長として協力者を集めたものでした。いわば[[義勇兵]]です。彼らは手榴弾などを持っていました。それが、村民の手に渡るのは容易だったのです。」と回想している。