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果物はさまざまな[[栄養素]]を含んでいる。人体に必要な[[糖分]]や[[カリウム]]が豊富なものも多い。果実を乾燥させ、[[ドライフルーツ]]とする例も多い。乾燥させた場合、糖分の濃度が高くなり、保存に適する。なお乾燥した国では[[水]]分の補給源としても重要な役割を果たしている。[[日本]]では果物は、[[糖分]]補給のため([[甘み]]を楽しむため)や、[[ビタミン]]源として摂られてきた歴史がある。
 
糖分だけでなく[[酵素]]を含み、(さほど手間をかけずともつぶして放置するだけで)それ自体で[[発酵]]し酒となるものもあり、[[酒]]の原料としても用いられてきた。特に[[ブドウ]]の[[ワイン]]は[[地中海世界|地中海周辺]]や[[ヨーロッパ]]、そして欧米諸国([[南米]]、[[オーストラリア]]も含む)で非常に広まった。リンゴなども同様である([[シードル]])。
 
料理に利用する例も多い。その甘みや酸味を利用したり、種によっては[[タンパク質分解酵素]]を含む([[パイナップル]]・[[パパイヤ]]など)ため、肉類を柔らかくする効果も持っている。