「トランスポート層」の版間の差分

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トランスポート・プロトコルとは、トランスポート層上の[[プロトコル]]である。インターネットにおける2大トランスポート・プロトコルとしては、コネクション型のTCP([[Transmission Control Protocol]])と、コネクション・レス型のUDP([[User Datagram Protocol]])が有る。TCPはより複雑で最も一般的である。その他の選択肢としては、[[Datagram Congestion Control Protocol]](DCCP)や[[Stream Control Transmission Protocol]](SCTP)が有る。
 
トランスポート層は通常はホストコンピュータの[[オペレーショティシステム]]上のプロセスに制御され、ルータやスイッチには制御されない。通常トランスポート層は、ネットワーク層によって提供された信頼性が低く極めて基本的なサービスを、より強力な物へ転換する。
 
TCP/IPモデルでは、トランスポート層はホストコンピュータ上の適切なアプリケーションプロセスへデータを配送する責任が有る。これは異なったアプリケーション・プロセスからのデータの[[統計的多重化]]、すなわちデータのパケット化、およびトランスポート層の各データ・パケット・ヘッダへの送信元/送信先ポート番号の追加を伴う。送信元および送信先のIPアドレスと共に、そのポート番号は[[ネットワーク・ソケット]]、すなわちプロセス間通信の識別アドレスを構成する。OSI参照モデルでは、この機能は[[セッション層]]が対応している。