「核抑止」の版間の差分

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=== 敗亡寸前の国家の核 ===
核保有国同士が武力衝突を起こした場合、戦況が劣勢となった国が局面の打開を目的として核兵器を使用する可能性は否定できない。しかし問題の核心は軍事的劣勢と自国都市がすでに瓦礫になって失うものがないことにあるため、国家体制そのものが保証されるのであれば使用する可能性は低い。また軍事的に優勢になった国も、核を使用されることを恐れて国家体制を転覆するまでの攻勢は思いとどめる可能性が高い。なお、核保有国同士での全面戦争は現在のところ皆無であり、核抑止が通常兵器による戦争をも抑止しているとされる。
 
 
また、核抑止というのは「相手国が軍事行動や核兵器を使用する」というのを、報復も辞さないという事も含めた脅迫の形で止めているが、相手国に核兵器を使用された時点で様々なものを喪失したり混乱状態に陥るので、実際に報復するというのはなかなか困難であるということも考える必要がある。
 
== 「核の傘」理論への疑問について==