「悪魔の招待状 (ゲーム)」の版間の差分

削除された内容 追加された内容
編集の要約なし
Nanafa (会話 | 投稿記録)
m編集の要約なし
22行目:
| etc=
}}
『'''悪魔の招待状'''』(あくまのしょうたいじょう)は、[[1986年]]にアメリカ合衆国のICOM Simulations社が[[パーソナルコンピュータ|パソコン]]用ソフトとして開発した[[アドベンチャーゲーム]]。原題は「Uninvited」。[[:en:MacVenture|MacVenture]]シリーズの第2弾にあたる。日本では[[1989年]][[9月29日]]に[[コトブキシステム|ケムコ(コトブキシステム株式会社)]]が発売した。『[[ディジャブ (コンピュータゲーム)|ディジャブ]]』と『[[シャドウゲイト]]』に続くケムコアドベンチャー・シリーズの第3作として発売された<ref>本国のMacVentureシリーズとは発売順序が異なる。</ref>
 
== 解説 ==
日本では[[1989年]][[9月29日]]に[[コトブキシステム|ケムコ(コトブキシステム株式会社)]]が発売した[[ファミリーコンピュータ]]用ゲームソフト。『[[ディジャブ (コンピュータゲーム)|ディジャブ]]』と『[[シャドウゲイト]]』に続くケムコアドベンチャー・シリーズの第3作として発売された<ref>本国のMacVentureシリーズとは発売順序が異なる。</ref>。
 
== ゲーム内容 ==
38 ⟶ 35行目:
 
== 登場人物 ==
; 主人公
: 姉の弟。一人称は「ぼく」。たまにプレイヤーに反抗する。
: かなりのシスコンであり、魔物を前にした姉に一方的に自分を姉自身の身代わりにされて一人で逃げられても、姉を恨むどころか、目の前の魔物に立ち向かおうとしている。
: 反抗期の真っ只中らしいが、ゲーム開始地点が車の運転席の為、車を運転していた可能性がある。犬が苦手。祖母は亡くなっているらしい。
: 自分を「世界一不幸な少年」と称したり、「ああ、なんて姉思いの優しい少年なんだろう・・・」と自惚れたり、急に態度がでかくなったり弱気になったりと態度をコロコロ変える他、珍妙な発言も数々残すなど、精神的に幼いとも言える情緒不安定な性格。かなり惨たらしい形でゲームオーバーを迎えても「なーんちゃって」と発言した上に、プレイヤーにコンティニューすることを勧めてくる(所謂メタ発言)等、楽天家でもある。
;
: 主人公の姉。事故の後、突然姿を消す。出番は数える程なのにも関わらずエンディングの最後を飾っている。因みに原語版では姉ではなく、主人公と同姓の友人。
; 女幽霊
: 館に現れる女性。後ろ姿は美しいが、その正体は'''肉も皮膚も無い'''骸骨の化け物。非常にヒステリックな性格で、倒すと「'''きゃーっ うそーっ しんじられない!'''」と言って消滅する。主人公曰く「うるさいバケモノ」。更には「今時流行らない長いドレスを着ている。よっぽど足の形に自信が無いんだな」と散々な言われ方をされている。
; 首を斬られた男
: 館の鉄格子の中にいる男。刃物と自分の首を持っている。しかしその恐ろしげな外見とは裏腹に襲って来る訳でも無く、主人公に忠告だけして去って行く、無害な怪物。
; チビオニ
: ゲームルームをうろついている怪物。特に害は無く、現れるとおどろおどろしい館の中では異様な雰囲気を放つ曲が流れる。「クー キー」と鳴き声を上げる通り、好きな物はクッキー。
;
: 礼拝堂を守る獰猛な番犬。二匹で現れ、主人公の行く手に立ち塞がる。
; 召使
: 館主の召使。味方のように思えるが、ある行動を取ると殺される。彼の後ろにある物を調べる為にはあるアイテムを使って撃退しなければならないが、そのアイテムのヒントは彼の部屋の物を調べた際に必ずと言って良い程発言されている。会わなくても物語は進められる。
; ゾンビ
: ゾンビ迷路を徘徊する生ける屍。一体で登場する場合と集団で登場する場合がある。一体の場合はペンダントで撃退出来るが、集団には通用しない。但し、集団のゾンビはこちらから攻撃しない限り何もして来ない(脇を通り過ぎても問題無い)。死体ながら普通に言葉を話す。集団ゾンビは「ゾンビには[[ゲゲゲの鬼太郎 (曲)|試験も学校も無い]]」などと言って主人公を誘う。
; ポヨポヨ
: ゾンビ迷路の奥で宝石を守る風船のような姿の怪物。コミカルな外見で、同様に口調もコミカル。襲っては来ないが、その身体は如何なる衝撃も吸収してしまう。
; ブルーデーモン
: 終盤に主人公の前に立ち塞がる青い身体の怪物。甘いものに目が無く、「新鮮な果実をよこせ!」と主人公に脅迫して来る。別に襲っては来ないものの、この怪物が居る所為で先に進めないので対処する必要がある。
; ドラカン
: 館の地下に眠る人物。元々は館の主の下で白魔術を学んでいたが、やがて黒魔術に魅入られ、悪魔達を呼び寄せて世界を支配しようと目論んだ。しかし師匠との戦いに敗れ、氷の中に封印される。封印を解く事が出来るのは人間だけである為、デーモンに主人公の姉を攫わせ、封印を解かせようとしていた。
: 主人公と対峙した時には意識を失っており、目覚める前に倒さなければならない。しかし、その方法はかなり特殊な手段である。
; ドラカンの師匠
: 館の主。白魔術の使い手。洋館の持ち主の割には中華風の服装をしている。ドラカンと死闘の末、封印に成功するが、自らも異次元に飛ばされてしまう。自分の意識を飛ばして主人公にドラカンを倒すように頼む。
; デーモン
: 主人公の姉をさらった悪魔であり、怪物達の親玉。赤い色の皮膚が特徴の本作のラスボス。ドラカンに操られて主人公の姉に憑依していたが、ドラカンが倒されると部下達を率いて館を自分の物にしようとする。主人公や姉については殺そうとしているのではなく、自分の家来にしようとしている。また、彼の部下の中にはさり気無く[[シャドウゲイト|前作]]の死神らしき怪物が混じっている。
; ルビーの髑髏
: ゲームオーバー画面に毎回現れる、『シャドウゲイト』で言う死神のような存在。呪われたアイテムを持つと話しかけてくる。
 
== 他機種版 ==
136 ⟶ 133行目:
 
== スタッフ ==
; オリジナル版
:* スコット・バーフィールド
:* クレイグ・エリクソン
:* デイヴ・フェルドマン
:* マーク・ウォーターマン
:* ビリー・ウォルフ
 
== 評価 ==
170 ⟶ 167行目:
== 関連作品 ==
* [[ディジャブ (コンピュータゲーム)|ディジャブ]]
* [[シャドウゲイト]]
 
{{DEFAULTSORT:あくまのしようたいしよう}}