「フォード・コーティナ」の版間の差分

削除された内容 追加された内容
m 出典と注釈を分ける。
45行目:
サイズ的には[[BMC・"ファリーナ"・サルーン|モーリス・オックスフォード]]や[[ボクスホール・ヴィクター]]に匹敵し、これらの需要層の取り込みも図っていた。発売されるとすぐにコンサル・コーティナはその割安な価格、特にワゴンモデルの積載能力の高さは評判を呼び、発売3ヶ月で6万台を販売するヒット作となった。
 
その後も順次バリエーションを拡張し、[[1963年]]1月には当初の1,198ccの「スタンダード」・「デラックス」に加え1,498cc57.5馬力の上級版「スーパー」、4月にはそのエンジンを75.5馬力にチューンした「GT」を追加した。また同年には[[ロータス (自動車)|ロータス]]製[[DOHC]]1,558cc106馬力エンジンを搭載したホットモデル、「[[:en:Lotus Cortina|ロータス・コーティナ]]も登場し、ロータスの工場で1966年までの3年間で約2,800台が生産され、モータースポーツでも活躍した<ref group="注釈">ロータス・コーティナのリアサスペンションは当初コイルスプリングの専用設計であったが、耐久性に難があることが判明し、ノーマルと同じリーフのリジッドアクスルに戻された。</ref>。
 
[[1964年]]9月にマイナーチェンジを受け、「フォード・コーティナ」に名称変更された。フロントグリルの意匠やダッシュボードが変わった他、「エアフロー・ベンチレーション」が採用されて、室内気排出用のグリルがCピラーに追加された。この方式は有効で、その後ほとんどの乗用車の設計に採用された。