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'''ヘンリー・マスケ'''('''Henry Maske'''、男性、[[1964年]][[1月6日]] - )は、[[ドイツ]]の[[プロボクサー]]。[[ブランデンブルク州]][[:en:Treuenbrietzen|トレウレンブリッツェン]]出身。第5代[[国際ボクシング連盟|IBF]]世界[[ライトヘビー級]]王者。[[1988年]][[ソウルオリンピック]][[ミドル級]]金メダリスト。ヨーロッパのアマチュアミドル級では選手。鉄壁のディフェンスと抜群の空間把握能力を誇り、攻略は当時難攻不落と言われた。[[ドイツ民主共和国|東ドイツ]]でのオリンピック代表選手最後の金メダリストの一人として英雄になり、[[ドイツ再統一|東西ドイツ統一後]]の[[ドイツ]]ではアマチュア時代に定評があった技術を生かし10度防衛し一躍英雄になった。オリンピックでは相手に一つのポイントを与えず全て完封勝ちで[[ミドル級]]の金メダルを獲得した。鉄壁のディフェンスと抜群の空間把握能力を誇り、当時難攻不落と言われた。引退に追い込まれた[[ヴァージル・ヒル]]を相手に[[2007年]]に11年ぶりに現役復帰を果たし往年の技術をまざまざと見せつけ現役世界王者を破って借りを返して実質無敗で再び引退した。
 
==アマチュア時代==
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世界選手権では[[1987年]]に銀メダルに終わるものの[[1989年]]には[[ライトヘビー級]]で金メダルを獲得した。ヨーロッパ世界選手権でも[[1985年]]、[[1987年]]、[[1989年]]には[[ミドル級]]で3連覇を達成した。
 
[[1988年]][[ソウルオリンピック]]でミドル級で登場。1回戦でいきなり完封勝ちで衝撃を与えると2回戦は不戦勝。3回戦、準決勝、決勝と5-0の連続完封勝ちで金メダルを獲得した。オリンピックのボクシング競技史上初のオール完封勝ちで金メダルを獲得した。
 
==プロ時代==
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1994年10月8日、元世界3階級制覇王者[[アイラン・バークレー]]と対戦し9回終了時棄権で5度目の防衛に成功した。
 
[[1995年]]2月11日、イガートン・マーカスと対戦。7年前にソウルオリンピックの決勝で完封勝ちをしているイガートン・スケが返り討ちをかけて全勝のマルクーカスと。決勝当時よりパワーアップした技巧を見せつけ12回3-0(2者が118-110、118-109)の判定勝ちで6度目の防衛に成功した。
 
1995年5月27日、元IBF世界[[スーパーミドル級]]王者[[グラシアノ・ロッシジャーニ]]と対戦し苦戦しながらも12回3-0(116-114、116-112、117-111)の判定勝ちで7度目の防衛に成功した。
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1996年5月25日、ジョン・スクーリーと対戦し12回3-0(119-109、2者が120-108)の判定勝ちで10度目の防衛に成功した。
 
1996年11月23日、[[世界ボクシング協会|WBA]]世界ライトヘビー級王者[[ヴァージル・ヒル]]と統一戦を行い12回1-2(113-116、113-115、116-112)の判定負けで11度目の防衛に失敗、WBA王座獲得に失敗した。マスケは試合前からこの試合で引退すると宣言しており宣言通り引退を発表
 
[[2007年]]3月31日、引退を撤回し11年ぶりの試合。WBA世界クルーザー級王者ヴァージル・ヒルとノンタイトル12回戦で再戦。往年の鉄壁のディフェンスと技巧を見せつけ12回3-0(2者が117-110、116-113)の判定勝ちで11年前の借りをきっちり返して実質無敗で事実上の2階級制覇を達成して再び引退した<ref>[http://www.afpbb.com/articles/-/2205019?pid=1476982 <ボクシング>マスケ 判定でヒルを破り復帰戦を飾る - ドイツ] 「AFPBB News」 2007年4月1日</ref>。
 
== 獲得タイトル ==