「センニンソウ属」の版間の差分

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== 概説 ==
この属のものでよく知られているものは[[蔓性]]で葉を対生につけるもので、葉はたいていの場合に複葉で、羽状か3出かの形を取るものが多い。花は4枚から8枚の花弁があるように見えるが、実際にはそれらは[[萼]]であり、大部分の種では真の[[花弁]]は持たない。また、種子(実際には果実)の先端に羽毛状の細長い突起がある。実には直立する草本もあり、その姿は多様である。花にしても、上向きに大きく開くもの、俯いて咲くもの、単独に咲くもの、多数を花序につけるものがある。
 
花が美しいことから観賞用に栽培されるものは多く、一部の種を中心に品種改良も行われ、多くの園芸品種がある。それらは総じてクレマチスと呼ばれる。日本産のものでは和名としてはボタンヅル、センニンソウ、ハンショウヅル、クサボタンなどの名を持つものがある。また、本属のものは有毒成分を持つ有毒植物としても知られている。それを利用して薬草として用いられているものも数多い。