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== 略歴 ==
* [[1901年]] - [[有吉忠一]]の長男として[[東京府]]（現・[[東京都]]）に生まれる。
* [[1925年]] - 松山市の高校を経て、[[東京大学|東京帝国大学]]を卒業。同年[[日本郵船]]入社。
* [[1933年]] - [[日本郵船]]ロンドン事務所に異動。
* [[1941年]] - 戦時中は戦艦[[大和 (戦艦)|大和]]、[[武蔵 (戦艦)|武蔵]]の建造資材輸送にあたる。終戦後は[[商船管理委員会]]理事長となり、海外在留邦人の帰還事業に従事。
* [[1953年]] - [[日本郵船]]に復帰。
* [[1965年]] - 日本郵船社長。
* [[1971年]] - 日本郵船会長（[[1978年]]まで）。
* 1978年3月 - 経済協力開発機構（OECD）の民間諮問機関である経済産業諮問委員会（BIAC）会長に就任。
* 1978年[[4月29日]] - [[瑞宝章|勲一等瑞宝章]]受章。
== 受章・親族 ==
* [[大英帝国勲章]]（K.B.E）受章
== 親族 ==
父・忠一は[[内務省 (日本)|内務]][[官僚]]で元[[貴族院 (日本)|貴族院議員]]<ref name="閨閥 342-344">『閨閥』、342-344頁。</ref>。初代中国大使の[[有吉明]]と元尼崎市長の[[有吉実]]は叔父。[[三菱重工業横浜製作所|三菱重工業横浜造船所]]所長及び同社常務を歴任した[[有吉煕]]は次男<ref name="閨閥 342-343">『閨閥』、342-343頁。</ref>。忠一の長女は[[政治家]]の[[山崎巌]]に<ref name="閨閥 342-343"/>、三女は元[[建設事務次官]]の柴田達夫に<ref name="閨閥 341-344">『閨閥』、341-344頁。</ref>、四女は元[[日本電信電話公社]]総裁の米澤滋に<ref name="閨閥 341-344"/>、五女は[[川上嘉市]]の次男で東宝アドセンター社長を務めた川上流二に嫁いでいるため<ref name="閨閥 342-344"/>、山崎・柴田・米澤・流二はいずれも義弥の義弟にあたる<ref name="閨閥 341-344"/>。川上嘉市の後妻（旧姓・中島）は[[天文学者]]・[[寺尾寿]]の後妻（旧姓・大野）の姪にあたるため<ref name="アーカイブ室新聞">[http://prc.nao.ac.jp/prc_arc/arc_news/arc_news065.pdf 東京天文台初代台長寺尾寿の家系図を入手] - 国立天文台・天文情報センター・アーカイブ室新聞 第357号（[[Portable Document Format|PDFファイル]]）</ref>、有吉家は川上家・中島家・大野家を通じて寺尾家とも姻戚関係で結ばれているといえる<ref name="閨閥 342-343"/><ref name="アーカイブ室新聞"/>。
== 人物 ==
ウィットに富んだ快活で楽しい人物として外国人からの信望も厚かった。スポーツが得意で、[[水泳]]、[[ボート]]、[[ラグビー]]、[[野球]]、[[ゴルフ]]を嗜んだ。[[芸者]]遊びも好きで、[[京都]]に住む祖父のもとを訪ねては日本の古い文化もよく学んだ。英語は中学のときに英国人教師から指導を受け、英国人と互角の英語力を身に付けた
== 参考文献 ==
* 有吉義弥
* 有吉義弥
* [[佐藤朝泰]] 『閨閥 <small>日本のニュー・エスタブリッシュメント</small>』 [[立風書房]]、1981年
*[[秋田博]] 『海の昭和史 有吉義弥がみた海運日本』 [[日本経済新聞社]]、2004年、ISBN 4-532-16467-2▼
* The Collected Writings of Modern Western Scholars on Japan by Carmen Blacker, Hugh Cortazzi, Ben-Ami Shillony 1999
== 脚注 ==
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{{Reflist}}
{{DEFAULTSORT:ありよし よしや}}
[[Category:日本の海事実業家]]
[[Category:日本郵船の人物]]
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