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'''炭素星'''<ref name="tenmongakujiten408">『天文学辞典』改訂増補第2刷 地人書館 408P ISBN 4-8052-0393-5</ref>(たんそせい、Carbon star)star<ref name="tenmongakujiten408"/>)は、[[赤色巨星]]に似た後期[[スペクトル分類|スペクトル型]]の[[巨星]]であり、その大気に[[酸素]]よりも[[炭素]]が多く含まれているものである。2つの元素は大気上層で結合し、[[一酸化炭素]]を形成するため、大気中の酸素が消費され、自由な炭素原子が残る。そのため大気には「[[すす]]」が生じ、赤く見える。
 
[[太陽]]のような通常の[[恒星]]では、大気中に炭素よりも酸素の含量の方が多い。このような恒星は「酸素星」と呼ばれることもある。