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日本で最初に発行された切手は、[[1871年]](明治4年)[[4月20日]]に発行された[[竜文切手]]であり、48[[文 (通貨単位)|文]]、100文、200文、500文の計4種である。この当時はまだ通貨改革が行われていなかったため、[[江戸時代]]の通貨による額面表示がなされていた。翌年の[[1872年]](明治5年)には「銭」の単位に変更された[[竜銭切手]]が発行(ちなみに同切手は日本初の目打付切手である)された。なお、前者2つを併せて[[竜切手]]と呼称する。[[1883年]](明治16年)には「円」の単位が表記された切手が発行された。
 
日本切手は、戦前「大日本帝国郵便」と表記されるとともに[[菊花紋章]]が入っていた(一部例外あり)が、戦後は「日本郵便」と表記されるようになった。また[[1966年]]1月以降より順次発行される切手は原則としてローマ字による国名表記をするべきとするUPUの決定に従い日本語による「'''"NIPPON"'''」と表記されている<ref>ちなみに「NIPPON」と表記された戦後の日本切手第1号は1966年[[1月31日]]発行の[https://wellcentred.wordpress.com/tag/%E6%97%A5%E6%9C%AC%E5%88%87%E6%89%8B/page/2/ 「'''魚介シリース・イセエビ'''」]であり、また「NIPPON」が表記されていない切手で最後まで発行されていたのは[[1963年]][[5月15日]]から[[2002年]][[9月30日]]まで発行されていた「4円普通切手」だった。ただし明治時代に発行された切手には英語による国名表記がなされていた。</ref>。現在まで日本では3,000種類以上の切手が発行されており、形も長方形だけでなく、なかには円形やハート型、[[キャラクター]]をかたどったもの(主に後述するグリーティング切手に数多く見られる)など多種多様である。下記は日本で発行された、主な切手の種類である。分類は、発行目的によって区分した。
 
=== 普通切手 ===