「雨漏り」の版間の差分

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雨漏りは複雑であり、赤外線カメラでは、浸出位置を確定することは困難であり、補助的な機器としての活用に留まる。
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[[File:Capillary flow brick.jpg|thumb|200px|水で濡らした床に[[レンガ]]の底辺を付けてからの浸透経過]]
[[重力]]の関係で雨は[[空]]から[[地面]]に向かって落下してくる。このため昔の雨漏りは空に面した[[屋根]]で起こることが多かった。屋根から雨が入らないよう十分に考慮した設計・施工が重要になるほか屋根の手入れも重要となる。
屋根を通じて滴り伝ってきた雨が接触する[[壁]]あるいは[[窓]]も同様である。現在では屋根材料や工法の開発もあり、屋根(水平面)よりもむしろ壁(垂直面)からの水の浸入が多くなってきている。また壁からの雨漏りは水の進入場所と内部で沁みができる箇所が離れている場合が多く、専門知識がないと欠陥箇所の特定すら難しい。
多様化する工法、部材等により、複雑化する雨漏りメカニズムを究明するために、雨漏りに関する調査、研究、教育を担う「特定非営利活動法人 雨漏り診断士協会」があり、保有する豊富な構造別検証データ等から体系的に「雨漏り診断」の技術を学ぶことが出来る。
近年では、雨漏りの浸出状況位置把握推察する道具ための補助的な機器として、[[赤外線カメラ]]による[[サーモグラフィー法]]が利用される場合がある。
 
==関連項目==