削除された内容 追加された内容
出典を明記しました。
概要節、カテゴリーを追加
1行目:
'''芋茎'''(ずいき)は、[[サトイモ]]や[[ハスイモ]]の葉柄。食用にされる。なお'''芋苗'''とも表記する<ref>木村修次・黒澤弘光『大修館現代漢和辞典』大修館出版、1996年12月10日発行(965ページ)</ref>。
 
== 概要 ==
ずいきは主に[[ヤツガシラ]]などの赤い茎である'''赤ずいき'''、ヤツガシラなどを[[軟白栽培]]した'''[[大和野菜#軟白ずいき|白ずいき]](白ダツ)'''、[[ハスイモ]]の茎である'''青ずいき'''の3種類に分けられる。流通量は赤ずいきの比率が最も多く、単に「ずいき」と呼んだ場合、赤ずいきを指す。皮を剥いて乾燥させたものは'''芋がら'''と呼ばれる<ref>eヘルシーレシピ「[http://www.ehealthyrecipe.com/recipe-webapp/syokuzai/SyokuzaiDetailServ.php?szid=6109 ズイキ]」第一三共株式会社 2015年9月10日閲覧。</ref>。
また、白ずいきを若芽のうちに収穫する'''芽芋'''<ref>上田耕司『もっと知りたい京野菜』 淡交社、2014年。ISBN 9784473039675、p.74.</ref><ref>[[セレベス芋]](赤芽芋)とは異なる。</ref>や'''根芋'''<ref>「[http://www.city.kashiwa.lg.jp/fanfun/bloghakunchu/bloghakunchu2/list201401.html 全国でも柏市でしか栽培されていない野菜、根芋(ねいも)]」柏市 2015年9月10日閲覧。</ref>もズイキの一種である。
 
[[日本食]]では[[灰汁]]を抜いて煮物、和え物、酢の物などにする。
 
== 名称 ==
語源は詳らかでない。'''髄茎'''の略か。一説に、[[夢窓疎石]]の和歌「いもの葉に置く白露のたまらぬはこれや随喜の涙なるらん」によると言われている。
皮をむいてイモの茎の中心(髄(ずい))を食す様が語源となったという説もある。
 
[[平安時代]]の『[[和名抄]]』には「芋」の説明に「和名'''以毛之''。俗用芋柄二字。芋茎也。」などとあり、'''いもじ'''と呼ばれていたことが分かる。
51 ⟶ 58行目:
[[Category:広東の食文化]]
[[Category:山菜]]
[[Category:伝統野菜]]
 
{{food-stub}}