「タッピング奏法」の版間の差分

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左手とともに右手も押弦に使用することは誰でも思い付き得ることで、以前に誰かが思い付いて実行していたと考えてもよい。ライトハンド奏法が独立した奏法として扱われるに至った理由はいくつか考えられる。主なものは弦の太さと[[特別:Search/ディストーション|ディストーション・サウンド]]の普及である。
 
エレクトリックギターに於いてはライトゲージと呼ばれる細めの弦が好んで用いられる。[[ジミ・ヘンドリックス]]、[[エリック・クラプトン]]登場以来ロック・ギターに於いては[[チョーキング]]を多用するのが当たり前となったことで、よりチョーキングのしやすい細い弦が好まれるようになっていたのだと考えられる({{要出典|範囲=ヘンドリックスは、実際には.013から始まるような太いゲージを張っていた|date=2015年9月}}。しかし半音下げチューニングでトーンの変更、張力のドロップは行っていたようでこのようなセッテイングは後のブルース系ギタリストの標準となる。もしくは以前からこのようなスタイルが存在していたということも考慮に入れられるだろう)。実際、今でもチョーキングをあまりしないオーソドックスなジャズ・ミュージシャンの多くは太いゲージの弦を使っている。これは、歪ませないギター・サウンドに於いてはその方がコードバッキングの際にリッチなサウンドになるからである。一方[[フォークギター]]や[[クラシックギター]]は太い弦を用いるのが普通であり、特にフォークギターは張力も強いため指板上で指を叩き付ける程度の力では大きな音を出しにくい。
 
また同じくヘンドリックス、クラプトンらによって「ロック・ギター=[[特別:Search/ディストーション|ディストーション・サウンド]]」という定式が確立された事も影響していると思われる。強く歪ませると小さな音でも拾われやすいためピッキングとハンマリング・プリングの音量差が出にくくなり、奏法として使いやすくなる。