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*1971年(昭和46年)[[ニッポン放送]]は[[空中線電力]]の50kWから100kWへの増力に際し、[[送信所]]を[[東京都]][[足立区]]から[[千葉県]][[木更津市]]に移転するとともに、周波数を1310kc(当時の周波数単位、kHzに相当)から1240kcに変更した。これは、近接していた[[埼玉県]][[和光市]]のFEN(現[[AFN]])810kcとの[[うなり|ビート]][[混信]]により500kc受信に障害がおきることが懸念されたためである。
*2006年(平成18年)6月から7月にかけ、千葉県[[銚子市]]の民家で使われていたNTTで販売された[[コードレス電話]]から、243MHzの電波が279回発信され、[[海上保安庁]]が救難活動に出動した<ref>[http://techon.nikkeibp.co.jp/article/NEWS/20060926/121536/ NTT東西が15年前に販売したコードレス電話機を回収へ, まれに遭難信号を勝手に発信](Tech-On! 2006年9月26日)</ref>。後に、特定の条件でこのような現象が発生することが判明し、<ref>[http://www.ntt-east.co.jp/release/0609/060926.html 「ハウディ・コードレスホンパッセ S-200/S-220」における遭難信号と同一の周波数の電波を誤発信する事象について](NTT東日本・NTT西日本連名)</ref>[[東日本電信電話|NTT東日本]]と[[西日本電信電話|NTT西日本]]で回収・交換措置が取られている<ref>[http://web116.jp/ced/support/news/contents/20061005.html 「ハウディ・コードレスホンパッセS-200/S-220」の回収・交換について](NTT東日本)</ref><ref>[http://www.ntt-west.co.jp/kiki/support/consu/passe/index.html 同上](NTT西日本)</ref>。
*[[超短波放送]]([[周波数変調|FM]]放送)の周波数の内、81MHzは第三[[高調波]]が243MHzとなりこの高調波が遭難信号受信の妨害となる。81MHzの近辺の周波数であっても影響が考えられるので、80.8MHzから81.2MHzは[[放送局]]へ割り当てることができない。NHK-FM千葉(本局の80.7MHz)とJ-WAVE(本局の81.3MHz)のみが制限いっぱいとなる。この制限は、76MHzから90MHzが放送バンドとなっている日本に限られている(諸外国では88MHzから108MHzが放送バンド)
 
==脚注==