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[[File:Quetzalcoatl Ehecatl.jpg|thumb|right|250px|エエカトル=ケツァルコアトル(エエカトルと習合したケツァルコアトル)の図。『ボルジア絵文書』より。]]
'''エエカトル''' (Ehēcatl) は[[先コロンブス期]]の風にまつわる[[]]で、[[アステカ神話]]や[[メソアメリカ]]のうち[[メキシコ]]中央部に由来するその他の文化の神話で崇められていた。ほとんどの場合、風神としての'''羽毛のある蛇神'''([[アステカ]]やその他の[[ナワ族]]系文化における[[ケツァルコアトル]])の一側面として解されており、そのため'''エエカトル=ケツァルコアトル'''としても知られる<ref>Miller and Taube (1993, p.84)</ref>。またエエカトルは、創造神や[[文化英雄]]の一柱として、先コロンブス期の中央メキシコ文化を記した創造神話で大きく描かれている<ref>Miller and Taube (1993, pp.70, 84)</ref>。
 
風はあらゆる向きに吹くため、エエカトルは[[方位]]とも結びつけられた。神殿は空気抵抗を減らすため円筒型に建てられ、吹く風に向かって突き出した2つの仮面で飾られることもあった。