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自動車をはじめ、陸上を走行する乗り物や作業機械には原動機の動力を駆動輪に伝達する過程にクラッチを介している場合が多い。
 
[[マニュアルトランスミッション]]を搭載した自動車や農業機械では多くの場合、[[操縦席|運転席]]に備えられた足踏み式の[[クラッチペダル]]で操作される。また、ほとんどの場合には運転者から見て左端に配置されており、左足で操作を行う。ペダルを完全に踏み込んだ状態でクラッチが切れ、放した状態でクラッチが繋がる。踏み加減を中間の状態にすると「[[半クラッチ]]」と呼ばれる、滑りながら動力を伝達する状態となる。発進するときやギアチェンジするときに、急にクラッチを繋ぐと[[エンスト]]を起こたり車体挙動が不安定になったりするため、半クラッチを利用することで滑らかにトルクの伝達を行うことができる。
 
[[トルクコンバータ]]を搭載したATではトルクコンバータが流体クラッチとしての機能を併せ持っているため、MTのようなクラッチ自体が存在しない。ほかのATでは自動的にクラッチの操作が行われている。