「ソリッドステートドライブ」の版間の差分

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:* ハードディスクに比べて、書き換え可能回数が少ない。なお、コントローラチップでの[[誤り訂正]]<ref>[http://www.siglead.com/news/news_20100519a.html 誤り訂正]</ref>や、予備領域の確保・ブロックの無効化<ref>[http://d.hatena.ne.jp/Lansen/20100418/1271613736]</ref>などの技術でかなり改善されている。
:* いわゆる" [[フラグメンテーション|断片化]]"した際、書き込み速度が非常に遅くなる。特に[[キャッシュメモリ|キャッシュ]]を持たないもので顕著となる。従来のデフラグでは改善できないため、[[Microsoft Windows 7]]の TrimやSSDメーカーの[[ファームウェア]]で対応する。
:* 記憶容量あたりの単価がHDDと比較してかなり高い。HDDと同じ価格では容量は半分以下の場合がほとんど。
:* 大容量キャッシュを搭載した機種以外は、ランダム書き込み性能が非常に低い。
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:* データ保持時間がHDDよりも短い。特に高い室温環境で無通電状態で放置すると、数週間から数ヶ月でデータが消失するおそれもある<ref name = "どう付き合うかSSD" />。<ref name="retention-time">[http://www.jedec.org/sites/default/files/Alvin_Cox%20%5BCompatibility%20Mode%5D_0.pdf]</ref>
:<!--* 書き換え性能がハードディスクを上回る機種も多数あるが、大きく下回る機種も多数ある。特にランダム書き換え性能が著しく悪い機種がある。2009年現在、読み出し性能が向上している段階である。書き換え性能に関しては過渡期である 「早いものもあれば遅いものもある」というのは特徴ではない。-->
:* 故障時にデータを救出する方法が確立されていない。ハードディスクと違う記録方法であるため故障時のデータ救出は難しい。
:* 重量あたりの記憶容量が少ない。
:* 故障時にデータを救出する方法が確立されていない。ハードディスクはコストを度外視すれば、ドライブの故障時に完全にデータを失うような故障はまれであるのに対し、コントローラーチップによってデータの分散方法が異なるSSDは、故障時のデータ救出はまず不可能である。
 
==== 棲み分け ====