「演歌の女王」の版間の差分

削除された内容 追加された内容
Garakmiu2 (会話 | 投稿記録)
WP:NEWLINEによる修正、カテゴリほか
34行目:
 
== 概要 ==
同作品は、同じ土曜9時枠で2005年夏季(7 - 9月)に放送された『[[女王の教室]]』主演の天海祐希と、その作品の製作スタッフが再び登場した作品。今回の天海の役どころは題名通り[[演歌歌手]]だが、愛した男に近付くと、なぜか不幸が降り掛かって来るという設定。基本的にはコメディドラマであり、『女王の教室』のシリアス要素はほとんど無く内容面での直接的な関係も無い。
 
== あらすじ ==
主人公・大河内ひまわり(本名/信友幸子(のぶとも・さちこ))は[[大阪市]]の下町に育つ。くじには一回も当たった事が無い、じゃんけんは必ず負ける、犬の糞をしばしば踏んづけてしまう、など日本一不幸な女。子供の頃、父から歌の才能を見出されたが、父はひまわりが13歳の時に女を作って蒸発。さらに再婚した母からも嫌われる羽目となり、高校卒業とともに上京し演歌歌手を本格的に目指す。女のわかれ道がプチヒットしたが、その後なかなかCDが売れず、借金を背負い、歌手の活動の傍らパートタイマーの仕事をこなす日々を送り人生の苦境に立たされた…。
 
== キャスト ==
43行目:
; 大河内 ひまわり〈39〉(本名:信友幸子)
: 演 - [[天海祐希]]
: 主人公。演歌歌手。うお座。女のわかれ道が売上5万枚(劇中での設定)のプチヒットとなった以外は、鳴かず飛ばずの状態。「なんちゃって」「て言うかさ」「一人ぼっちは寂しいよ…」が口癖。子供の頃はいじめられっ子で、何度か死のうと思い詰めた事があった。啖呵を切って人を説教する空想癖がある。後半の週からは本当に現実にキレて説教するようになって来ている。普段は天真爛漫で正義感があり人はいいのだが、何をしても空回り。<br
: />常人なら間違いなく瀕死の重体もしくは致命傷となってしまう様な事故に遭っても、軽傷で済んでしまうほどの現代医学を超越した肉体の持ち主。
; 田丸 ヒトシ〈40〉
: 演 - [[原田泰造]]
: ひまわりの元恋人、花田 信の実の父親。ひまわりが唯一怒鳴ることができる人物。元キャバ嬢の真佐美と「[[できちゃった結婚]]」。真佐美と結婚する前に、花田鏡子という別の女性と結婚し信を授かったが、離婚している(つまり、ヒトシは[[バツイチ]])。<br
: />やる事は破天荒(序盤ではひまわりの家の荷物を全て売り飛ばして金に変えたこともある)で、人の話も全く聞かない。都合が悪くなると「俺、そんな事言ったっけ」などと明け透けな事をいう史上最低な男である。ひまわりの怒りが頂点に達すると「生きててごめんね?」と暢気に発言し、煙に巻くが、こんな男でも親は大事にしている様である。終盤では母が病気で苦しむ姿に耐えられなくなり病院で心中を試みるが結果的に母は自殺してしまい、ひまわりと共に警察に追われる身となるが最終的に反省して出頭した。
; 一条(田丸) 真佐美〈25〉
: 演 - [[酒井若菜]]
: ヒトシの妻。元ヤンキー・キャバ嬢で、何度も温水刑事の世話になっている人物。顔と胸の整形や年齢詐称もし、「呉服屋なら沢山金あるでしょ。だからヒトシと結婚したの」「自分が幸せになれればいいの」と発言する。結婚後もしつこくヒトシを訪ねて来るひまわりを厄介だと思っており、目につく度に嫌がらせをしている。「妊娠した」と言うのもどうも怪しい空気であったが本当である。<br
: />第7幕目で、ひまわりの説教を受けた後、泣いてヒトシを取らないで欲しいと頼むまでに改心する。
; 五味 貞子〈13〉
: 演 - [[成海璃子]]
63 ⟶ 66行目:
; 志田〈45〉
: 演 - [[半海一晃]]
: 3代続く病院の院長。瀕死の重傷で病院に運ばれて来るひまわりの治療を、なぜか毎回担当する。毎回、志田が「今夜がヤマでしょう」と言った途端、ひまわりがガバッとベッド上で起き上がり、「私、死んでないから」と返ってくるので、最初は驚いていたものの、もはや「彼女は不死身」「(ひまわりの症例を)学会で発表しよう」と、割り切った。酒が入ると人が変わる。<br
: />貞子がひまわりの消息を気遣い志田を訪ねた際に、ひまわりの姿を見て[[国境なき医師団]]に参加する事にしたと言う。
; 温水 啓司〈50〉
: 演 - [[温水洋一]]
74 ⟶ 78行目:
; 信友 星江〈57〉
: 演 - [[高畑淳子]]
: ひまわりの実母。大阪でたこ焼き屋をしていたが、ホストクラブの為に売却してしまう。化粧も服装も派手で声が大きい。大借金で自暴自棄となり、ひまわりに八つ当たりする勝也に、幼い頃ひまわりがどれだけ勝也を愛し大切に想っていたかを説教する。[[Mr.Children]]の大ファンで着メロが[[ニシエヒガシエ]]』であり、[[Mr.Children]]の大ファンである。
; 信友 勝也〈27〉
: 演 - [[黄川田将也]]
83 ⟶ 87行目:
; 田丸 道代〈70〉
: 演 - [[池内淳子]]
: ヒトシの母。控えめで温和な性格で、1人で呉服屋を経営している。ヒトシのことを常に気に掛け、何かとひまわりに相談する。ある悩み事([[アルツハイマー型認知症|アルツハイマー型痴呆]])を抱え、ひまわりには悩み事を知られているので、「ヒトシたちに心配掛けるから内緒にしておいてね」と懇願する。ひまわりの曲女のわかれ道を、「とてもいい歌」と甚く気に入っている。物語が進むにつれ病気が酷くなっていき第八幕で毒薬と思われるもの<!--(瓶の表記を見る限りでは[[リン酸]]のようである)-->を飲み自殺を図る。救命措置開始35分後に<!--薬物中毒で-->死亡が確認された。
; 志田病院の看護師
: 演 - [[橋谷ゆかり]]
163 ⟶ 167行目:
|オーマイガッ!! こんな不幸な女がいたの!?大河内ひまわり登場
|rowspan="2"|大塚恭司
|<fontspan colorstyle="color:red">10.9%
|-
|第2幕
210 ⟶ 214行目:
|死ぬか生きるか? 女のわかれ道
|木内健人
|<fontspan colorstyle="color:blue">{{0}}7.7%
|-
|最終幕
222 ⟶ 226行目:
 
== エピソード ==
* 番組中にはこのドラマのために女のわかれ道なる新楽曲が登場する。この歌の作曲者は歌バカ堅三郎となっているが、実際に作曲したのは[[平井堅]](「歌バカ堅三郎」とは平井が2005年[[11月]]に発売した[[ベスト・アルバム|ベストアルバム]]『[[歌バカ]]』にちなんだもの)であり、歌詞の中に「[[天城越え (曲)|天城越え]]」ならぬ「天海越え」や「[[天海祐希]]」ならぬ「天海雪」という言葉が入っている。女のわかれ道のCD化は未定だが、レコード会社直営で[[着うたフル]]配信しており、フルコーラスが聞ける。[[ソニー・ミュージックエンタテインメント (日本)|ソニー・ミュージック]]にて、番組終了後PC向け音楽配信によるリリースもスタートした。ホームページ上では、CD化の要望が殺到していたが、掲示板の書き込み期間終了と共に、「CD化は無い」とプロデューサーからコメントがあった。
* 天海祐希は、『[[ラストプレゼント 娘と生きる最後の夏]]』、『[[女王の教室]]』で共演した[[福田麻由子]]と3度目の共演。『女王の教室』共演者は他に、[[酒井若菜]]、[[武井証]]、[[半海一晃]]、[[西岡徳馬]]、[[矢島健一]]、[[羽田美智子]](第一幕)、[[松川尚瑠輝]](第五幕)。『女王の教室』スタッフながらも[[志田未来]]の出演は無かったが、[[半海一晃]]演じる医師の役名が「志田」、病院名も「志田病院」となっている。第三幕で「イメージできる?」、「いい加減目覚めろよ」という『女王の教室』に似た台詞が出て来るが、それらは全て妄想で終わる。最終幕では、『女王の教室』でも象徴となっていた蝶が随所で登場した。
* 田丸ヒトシ(原田)は、[[24時間テレビ 「愛は地球を救う」]](1994年)のオリジナルTシャツを着用している。これは、原田が司会を務めていた『[[銭形金太郎]]』の中で[[有田哲平]]([[くりぃむしちゅー]])が歌った相方の[[上田晋也]]をネタにした即興の曲「ウチの相方ⅩⅢXIII」の歌詞の一部「24時間テレビの 黄色いTシャツを私服に使う」が元ネタである。ただし、上田が私服として着ているとされるTシャツは1994年のものではなく[[1996年]]のものと歌われている。
* 第七幕の最後の場面に出てくる外用駅は、[[銚子電気鉄道]]の[[外川駅]]である。最終話の撮影にも銚子電鉄を使用している。
 
240 ⟶ 244行目:
|次番組=[[喰いタン (テレビドラマ)|喰いタン2]]<br />(2007.4.14 - 2007.6.23)
}}
 
{{日テレ系土曜ドラマ (1988年以降)}}
 
{{DEFAULTSORT:えんかのしよおう}}
[[Category:遊川和彦脚本2007年のテレビドラマ]]
[[Category:日本テレビ土曜9時枠の連続ドラマ]]
[[Category:2007年遊川和彦脚本のテレビドラマ]]
[[Category:テレビドラマ連動データ放送]]
[[Category:ホームドラマ]]
[[Category:コメディドラマ]]
[[Category:音楽を題材としたテレビドラマ]]
[[Category:ポピュラー音楽を題材とした作品]]
[[Category:遊川和彦脚本のテレビドラマ]]
[[Category:テレビドラマ連動データ放送]]