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[[打者]]は、[[フェアボール]]を打ったり、[[四球]]や[[死球]]、[[振り逃げ]]、捕手や野手による[[打撃妨害]]などによりバッターボックスを離れ一塁に向かうことで走者となる([[公認野球規則]]6.09)。特に一塁に達するまでの走者は'''打者走者'''(だしゃそうしゃ)=バッターランナーと呼ばれて区別されることもある。
 
走者は、ボールインプレイの元では常に進塁を試みることができ、一塁・二塁・三塁・本塁の順に進む。走者が正規に走塁し本塁に触れると、攻撃側に 1 点が与えられる。ただし、[[飛球]]が捕らえられたときは、[[投球]]占有していた塁まで戻って、塁に触れ直さなければならない(これを[[リタッチ]]という)。リタッチのためなどの理由で逆走する必要がある場合は、進塁とは逆の順で本塁・三塁・二塁・一塁の順に戻らなければならない。
 
進塁または帰塁の途中、何らかの理由で[[アウト (野球)|アウト]]になると、グラウンドから退かなければならない(アウトになる場合について、詳しくは後述する)。
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次の場合、守備側から審判員にアピールがあれば、走者はアウトになる。
 
*飛球が捕らえられた際に、走者が帰塁出来[[リタッチ]]をしていない場合(飛球が捕らえられる前にすでに離塁していたり、[[タッグアップ]]のタイミングが早かった場合など)
*:本来であればこの場合にも守備側は審判員にアピールしなければならないのだが、飛球が捕らえられる前にすでに離塁していた走者がまさに帰塁する最中に塁に触球すをしようとしている場合は、アピールが省略され、塁への触球のみで走者が直ちにアウトになることが多い。
*走者が塁を空過した(踏み損ねた)とき。<ref>例:[[李承ヨプ (野球)|李承ヨプ]]の本塁打が取り消された例。[[幻のホームラン一覧]]を参照のこと。</ref>
*:次の塁を越えてから最初にいた塁に戻る場合も、その逆の順に触れ直さなければならない。例えば、一塁走者が二塁を回った先から一塁に戻る場合、二塁に触れて一塁に戻る必要がある。また、このようなケースの往路で二塁を空過していた場合も同様に、二塁に触れていないと空過扱いとなる。