「雪合戦」の版間の差分

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遊戯として雪を投げ合うことは古くから行われていたものとみられている。日本では少なくとも[[平安時代]]より児童の遊戯として行われていた<ref name="sakai451"> 酒井欣 著 『日本遊戯史』 第一書房 1983年10月 p.451</ref>。[[源氏物語]]の浮舟巻には「雪ぶつけ」についての記述がある<ref name="sakai451"/>。
 
一方、[[新潟県]][[魚沼市]]には、'''「雪合戦発祥の地」'''の石碑が建てられている。その由来書きによると、越後[[守護]]の一族[[上条定憲]]と越後守護代[[長尾為景]]が争った際に、刀折れ矢も尽きてもなお、両者は戦いをやめず、雪を固めて投げ合ったことが由来とされている。
 
[[1987年]]にチーム対抗のニュー[[スポーツ]]としてアレンジされ、[[1988年]]に[[北海道]][[壮瞥町]]で公式ルールが国際ルールとして制定された。[[1989年]][[2月25日]]に同町で第1回[[昭和新山]]国際雪合戦が開催され、[[1993年]]には日本雪合戦連盟が結成された。昭和新山国際雪合戦は現在でも行われ、他の大会でも国際ルールでの試合が行われるが、[[新潟県]][[魚沼市]](旧[[小出町]])の小出国際雪合戦のように独自ルールを採用している大会もある。また、雪合戦ではなく「スノーボールバトル」という名称で呼ぶ場合もある。