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{{出典の明記|date=2015年9月}}
[[Image:Simplicial complex example.svg|thumb|right|複体の例]]
 
'''単体複体'''(たんたいふくたい、{{lang-en-short|''simplicial complex''}})(略して'''複体'''(ふくたい、{{lang-en-short|''complex''}})ということもある)とは、複数の[[単体 (数学)|単体]]を、同じ次元の面(部分単体)同士で貼り合わせてできる図形である。[[代数的位相幾何学]]における'''単体集合'''は単体複体と混同されやすいが、単体集合は単体複体の[[圏論]]的な抽象化であり、単体圏からの[[関]]として定義される概念として区別されるべきである。むしろ単体複体の性質から、各々の単体はその頂点の集合で完全に決定され、複体を頂点全体の集合とその部分集合の族の組として[[組合せ論]]的に表示することができる。この様に組合せ論的に表示された複体を'''抽象単体複体'''と呼ぶ。
 
== 定義 ==
有限個の単体の集合 ''K'' が、以下の条件を満たす時、''K'' を単体複体であると言う。
# ''a'' ∈ ''K'' かつ ''c'' が ''a'' の面ならば ''c'' ∈ ''K''である。
# ''a'', ''b'' ∈ ''K'' ならば、''a'' ∩ ''b'' は空集合でない限り ''a'' の面かつ ''b'' の面である。
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== 関連項目 ==
* [[{{仮リンク|抽象単体複体]] (|en|abstract simplicial complex)}}
* [[鎖複体]] (chain complex)
* [[{{仮リンク|CW複体]] (|en|CW- complex)}}
* [[{{仮リンク|複体]] (|en|cell complex)}}
 
{{DEFAULTSORT:ふくたい}}