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'''法称'''(ほっしょう、'''ダルマキールティ''' (dharmakīrti))は、[[7世紀]]中葉の[[インドの仏教|インド仏教]]最大の知識論の学問[[僧]]。[[唯識派]]に分類される。[[デカン高原|デカン]]地方の出身とされるが、生没年は不詳である。活動期は、[[インド]]に留学した[[玄奘]]と[[義浄]]との中間にあたる。
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== 著書 ==
主要な著作は認識論・論理学にかかわるもので、「法称の七論」と称せられている。
# 『知識論評釈』
# 『知識論決択』(ちしきろんけっちゃく)
# 『正理一滴』(しょうりいってき)
# 『証因一滴』(しょういんいってき)
# 『論議の理論』
# 『関係の考察』
# 『他人の存在の論証』
== 業績 ==
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たとえば、知覚と推理の区別を厳密に規定し、推論式の証因(しょういん、媒名辞〔ばいめいじ〕)の備えるべき3条件の理論を厳密化し、論理的に必然的な関係を同一性と因果性の2種に限定し、否定的推理の理論を完成し、陳那の唯名論的概念論をより発展させ、主辞(しゅじ)と賓辞(ひんじ)との遍充(へんじゅう)関係の相違に基づいて肯定命題を3種に分かつなど、画期的な業績をあげた。
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== 参考文献 ==
== 関連項目 ==
*[[唯識派]]
*[[陳那]]
*[[因明]]
*[[ラトナカーラシャーンティ]]
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