「リトル・ランナー」の版間の差分

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'''リトル・ランナー'''は、[[2004年]]に制作された[[カナダ]]映画。2004年9月11日に[[トロント国際映画祭]]で初公開され、翌[[2005年]]に劇場公開されたフィクション。
 
== ストーリー ==
== ストーリー ==
1953年、[[カナダ]]・[[ハミルトン (オンタリオ州)|ハミルトン]]のカトリック学校に通う14歳の少年ラルフ・ウォーカーは、戦争で父を亡くし、母は病気で入院している。周囲には同居の祖父母に面倒を見てもらっていると話すが、実際は[[たばこ]]や[[性]]に関する興味が人一倍強いラルフは校則破りの常連としてフィッツパトリック校長に目をつけられている。ラルフの心の支えであった母の病状が悪化し、意識不明の昏睡状態に陥る。看護婦のアリスに「奇跡でも起こさぬ限り昏睡から目覚めることはない」と辛い真実を宣言されたラルフは、呆然とする。
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レースに勝つ走り方を徹底的に教え込みその成果もあり、2か月後に行われた地元のマラソン大会を優勝した。ラルフが新聞で「奇跡」を口にし、神への冒涜と考える校長のフィッツパトリック神父は学校を休んでボストンマラソンに行けば放校処分に、また[[ニーチェ]]を口にするビバート神父にも修道会からの追放を示唆する。このころになると最初はラルフを馬鹿にしていたクラスメイトは次第にラルフに一目を置き馬鹿にすることがなくなる。
 
さらにラルフの不注意が原因で自宅や家族の写真までも全焼させてしまい、意気消沈したラルフは走る気力をなくす。しかし親友のチェスターの「ボストンマラソンに出場すれば校長を最高に怒らせることができるよ。それになら優勝できると思う」という一言に自分を奮い立たせて学校を休み、ボストンへ向かう。一方ビバート神父も「私は人助けをするために神父になったのです」「アナーキスト[[無政府主義者]]していう点ではニーチェはキリストにかなわなません」と校長に宣言し、ラルフを追ってボストンへ向かう。
 
レース当日。アリスはその模様をラルフの母に伝えるため、病室でラジオのスイッチをいれ、クレアは教会で熱心に祈りつづけ、チェスターは学校の放送室を占拠しマラソンの中継のラジオを流すなどそれぞれがラルフを応援している中、ラルフは奇跡を実現しようと走り出す。
 
優勝逃したものの、病院や学校でラルフは暖かく迎え入れられる。そして、クレアも。ビバートに「来年はオリンピックに出場の五輪で優勝たいです」と宣言。母親の容態にも変化が生まれる。
 
== キャスト ==
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| クレア・コリンズ || タマラ・ホープ || [[恒松あゆみ]]
|-
| エマ・ウォーカー(ラルフの母 || [[ショーナ・マクドナルド]] || [[折笠愛]]
|-
|}
 
== スタッフ ==
*監督・脚本: マイケル・マッゴーワン
*脚本制作テッツァ・ローレンス、マイケル・サウザー、シートン・マッゴクリ
*制作: テッツァ・ローレンス/マイケル・サウザー/シートン・マクリーン
*撮影監督: ルネ・オーハシ
*美術: マシュー・デイヴィス
*音楽: アンドリュー・ロッキングトン
*衣装:アン・ディクソン
 
== 参考文献 ==